ソニーモバイルの2021年版フラッグシップ、と言えばXperia 1 IIIとXperia 5 IIですが、これらのモデルをパスすることを決めた方の中には、次世代Xperia、Xperia 1 IV(仮称)が気になりだしている、という方もいるのではないでしょうか。
そんな中、Weibo上の有名リーカーが次世代Xperiaに関するちょっと気になる情報を投稿していました。
ソニーの次世代フラッグシップモデルと思われるスコアが流出
16GB RAMになるようですが?
という内容で以下は一緒に投稿されていたGeekbenchのものと思われるスクリーンショット。
メモリが16GB RAMとなっており、これまでのXperiaにはない容量であることは確か。
一方、このベンチマークスコア、今のところGeekbench上で直接存在は確認できておらず、フェイクの可能性も。
また、似たような噂情報はつい先日もみられました。
一方、これまでの情報はいずれも信頼性の低いもので、まだ「噂レベル」のもの。
ただ今回は有名リーカー、Zackbucks氏が掲載しているというのが気になるところで、さらに「次世代モデル」の可能性がある、という部分が実に不可解。
というのも、このXQ-BS52は「次世代Xperia」としてはいくつかおかしな点が。
まず型番ですが、2020年以降のXperiaは型番の3つ目のアルファベットが年式を表しており、2020年モデルは「A」、2021年モデルは「B」となっています。
つまり、これまでの型番法則に従えば、このXQ-BS52は仮に実在するとしても2021年版Xperiaであって、少なくとも次世代フラッグシップではない、ということに。
また、さらにこの情報ではMotherboardが「Lahaina」となっており、これはSnapdragon 888のもの。
もしこれが本当にXperia 1 IVといった次世代XperiaフラッグシップであればSnapdragon 898を搭載となるはず(よほどイレギュラーなことがない限り)。
よって、この点でもこのモデルが次世代Xperiaと考えるには矛盾点となります。
よって、このベンチマーク・スクリーンショットが本物だとしても、次世代モデルではなくXperia 1 IIIのアップグレード版といった2021年後半モデル、と考える方が自然ではないでしょうか。
ソース: Weibo (Zackbucks)
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