先日、Android 14へのバージョンアップ提供開始が正式にアナウンスされたソニーの2023年フラッグシップ、Xperia 5 V。
(先日お伝えしたように、実際には12月に一部で配信が開始されていましたが)
そんな最新OSへアップデートをしたXperia 5 Vの海外ユーザーより、少し気になる不具合報告が上がっていることが判明しました。
具体的には、Android 14アップデート後から、ディスプレイのリフレッシュレートがランダムに低下する、という症状。
120Hz対応のXperiaでは設定で低残像モード(要は120Hz表示モード)にしていても、端末に一定の高い負荷がかかったり、発熱が一定値に達すると自動的にリフレッシュレートが60Hzに下げられるという仕様になっています。
ただ、今回の複数ユーザーの報告を見る限り、リフレッシュレートの低下は「ランダム」で、どうやら端末への負荷や発熱とは無関係に発生する模様です。
一方、この不具合は「明るさを自動調整」をオンにしていると発生するという報告もあり、とりあえず[設定]→[画面設定]→[明るさを自動調整]をオフにすることで一時的な回避は可能とのことです。
なお、Xperia 1 Vにも海外では2か月ほど前にAndroid 14アップデートが提供済みですが、当サイトで把握している限り、特に同様のリフレッシュレート関連の不具合報告は上がってきていない模様。
よって、今のところはAndroid 14搭載のXperia 5 Vのみでの不具合という可能性が高そうです。
なお、Reddit上にはこの不具合について少なくとも数件の報告が上がっており、すでにソニーの公式サポートに連絡をしたというユーザーも何人かいます。
よって、国内版Xperia 5 VへのAndroid 14アップデートが提供される頃には修正済みという可能性もありそうです。
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