12月8日にソフトバンクやMVNOから発売されるシャオミの最新ハイエンドモデル、Xiaomi 13T Pro。
ハイエンド向けのDimensity 9200+を搭載しながらも、価格はSD8Gen3搭載機と比べると抑えられていることもあり、コスパという面ではかなり魅力的な機種となりそうです。
一方、昨年国内でも展開された前モデルはDimensityではなく、クアルコムの当時最新チップ、Snapdragon 8+ Gen1を搭載しており、Snapdragon→Dimensityへの移行について気になっている方もいるのではないでしょうか?
というわけで、今回はこのXiaomi 13T Proがパフォーマンス面で前モデルのXiaomi 12T Proからどの程度進化したのかを見てみたいと思います。
Xiaomi 13T Pro vs Xiaomi 12T Proのベンチマーク性能比較
ご覧のようにXiaom 12T Pro→13T ProでのGeekbench 6における性能向上はシングルコアでもマルチコアでも1~2割といったところ。
しかし、GPU性能を見るGeekbench Computeを比較してみると:
Xiaomi 13T Proのスコアは12T Proより約7割も高くなっています。
普通、1世代でここまでGPU性能が変わるということはあまりないので、これは13T Proのかなり大きな進化点といってよいと思います。
ちなみにXiaomi 12T Proに搭載のSnapdragon 8+ Gen1では、生産ファウンドリが無印のサムスンからTSMCに移されたと言われており、そのためか、発熱問題などの報告も無印版と比べるとかなり少なく、安定したチップセットといった印象です。
その12T ProをGPU性能で大きく上回る、というのは、少なくともゲームなどを頻繁にする方にとってはかなり重宝する機種になるのではないでしょうか。
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