
中国のSNS上に投稿された、ソニーXperiaのコンセプトデザイン画像が注目を集めています。背面に配置されたのはシングルカメラのみという大胆な構成で、近年主流となっている多眼カメラ路線とは一線を画すデザインが特徴です。無駄をそぎ落とした直線的なフォルムと、ソニーらしいクリーンな質感が印象的で、多くのユーザーの関心を引いています。
多眼化が進むスマートフォン市場で際立つ存在感

最近のスマートフォンは、各社とも複数のカメラを背面に並べた似通ったデザインになりがちです。そうした中、このXperiaのコンセプトは「1つのレンズですべてをこなす」という思想を前面に押し出しており、「これくらい振り切ったデザインなら一気に話題になりそうだ」といった声も見られます。

実際、SNS上では「広角から望遠まで1つのレンズで十分」「余計なカメラはいらない」といった意見が目立ち、シングルカメラへの回帰を評価するコメントも少なくありません。
ソニーの工業デザインを評価する声が多数
コメント欄では、ソニーの工業デザインそのものを高く評価する声が多く寄せられています。「消費電子機器のデザインはやはりソニー」「シンプルなのに高級感がある」「清潔感のある外観は唯一無二」といった意見が並び、デザイン面でのブランド力はいまだ健在であることがうかがえます。
また、「昔の冷蔵庫のようだ」「ブラックベリーを思わせる雰囲気がある」といった、レトロさを感じさせる指摘もあり、そこを魅力と捉えるユーザーも一定数存在しているようです。
デザインと引き換えに語られる課題も
一方で、ソニーのスマートフォンに対しては、デザイン以外の部分への不満も繰り返し言及されています。特に多いのが、システムの使い勝手やバッテリー性能に関する指摘です。「見た目は完璧だが、システムが足を引っ張っている」「外観と中身が噛み合っていない」といった声も目立ち、過去にXperiaを使っていたというユーザーからの辛口な意見も散見されます。
「見た目は良いが売れない」「評価は高いのに手に取られない」という、いわばソニー端末の長年の課題を改めて浮き彫りにするコメントもありました。
もし実機として登場したら注目度は高そう
今回出回っている画像はあくまでコンセプトデザインですが、スマートフォンのデザインが均質化しつつある今だからこそ、こうしたシングルカメラで強烈な個性を放つモデルが登場すれば、大きな話題になる可能性は十分にありそうです。
多眼カメラ競争とは異なる方向性で、デザインと撮影体験を突き詰めたXperiaがもし実現すれば、「さすがソニー」と再評価されるきっかけになるかもしれません。今後、同社がどのようなデザイン思想を製品に反映させていくのか、引き続き注目したいところです。

