本日、12月8日の発売が正式に決まったシャオミの国内向け最新モデル、Xiaomi 13TとXiaomi 13T Pro。
無印の13TはauとUQモバイルから、13T Proはソフトバンクと複数のMVNOから展開されます。
この13Tと13T Pro、最大の違いはなんといってもチップセットで、13TにはDimensity 8200が、13T ProはDimensity 9200+が搭載されています。
というわけで、今回はこれら異なるSoCを搭載する両モデルのベンチマーク上での性能比較をしてみたいと思います。
Xiaomi 13T vs Xiaomi 13 Proのベンチマーク性能比較
まずはCPU性能を計るGeekbench 6.0のスコア比較:
それぞれのシングルコア/マルチコアの平均はXiaomi 13Tが1000/3300前後、Xiaomi 13T Proが1300/3900前後といったところでしょうか。
ただ、個人的にはXiaomi 13T Proはスコアのばらつきが非常に大きいという点が気になっており、これは発熱などによるスロットリングによるものではないかと思われます。
一方、GPU性能を測定するGeekbench Computeの結果は↓
ご覧のように、Vulcan、OpenCLのいずれのテストでも13T Proのスコアは13Tの2倍程度。
つまり、Xiaomi 13TとXiaomi 13T Proでは、CPU性能は2割前後ですが、GPU性能については約2倍の差がある、ということに。
ベンチマークスコアは一つの指標であって、必ずしも実使用での快適さを正確に反映するとは限りませんが、さすがにこれだけ数値が異なると実使用でもゲームプレイ時などの「サクサク度」といった動作には顕著な違いが出ると思われます。
なお、Xiaomi 13T Proソフトバンクで早速「ばらまき」が始まっており、2年後の返却を前提とした購入ならば実質負担額24円で入手が可能です。
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