国内ではXperia 1 VIや5 VI、AQUOS R9シリーズ、Galaxy S24シリーズなどが売れ筋になると思われますが、中国ではすでに同チップを搭載したXiaomi 14シリーズがリリース済み。
そんな中、このSnapdragon 8 Gen 3の「燃費」に関する少し心配な報告が出てきました。
SD8Gen3のバッテリー効率は3世代前のSD888以下…
チップセットの性能測定などで知られるGolden Reviewer氏によるもので、Snapdragon 8 Gen 3はパフォーマンス面でも申し分ないものの、その分、バッテリー消費量が増え、電力効率が大きく悪化しているとのこと。
注目すべきは「Efficiency」。
一定の電力量でどれくらいの処理ができるかという指標で、車で言う「燃費」に相当すると言って良いでししょう。
そしてSnapdragon 8 Gen 3の値は「11.05」となっており、Snapdragon 8 Gen 2と比べて大きく劣っているだけでなく、3世代前のSnapdragon 888よりも「低燃費」。
Xiaomi 14を使って行われた測定とのことなので、たまたま同機種のチューニングが甘いだけ、という可能性も。
ただ、過去に評判がイマイチだったSD888やSD8Gen1のバッテリー消費の速さや発熱といった問題は、ほぼ搭載機種共通でした。
よって、多少の機種差は出るかもしれませんが、現状だとこのSD8Gen3搭載機種、バッテリー持ちという点ではあまり期待しない方が良いかもしれませんね。
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低燃費だと好燃費と同じ意味では?