Snapdragon 7 Gen 3のベンチマークスコアが初登場、前チップセットからは約2割の性能向上

先日、クアルコムが正式発表をした最新アッパーミドル機向けのチップセット「Snapdragon 8 Gen 3」。

同チップセットを搭載したスマートフォンが初めてGeekbench上で発見されました。

これは近々発表される予定のHonor 100の型番で、スコアはマルチコアが1151ポイント、マルチコアが3334ポイントとなっています。

前チップのSnapdragon 7 Gen 1 (Snapdragon 7 Gen2+や7sは派生チップという位置づけで、正式な世代ではない模様)と比べると:

シングルコア、マルチコアのいずれも2割前後のスコアアップといったところで、1世代での性能進化としては順当ではないかと思います。

ちなみにこのスコアはSnapdragon 8シリーズで言うと3世代前のSnapdragon 888とほぼ同等です。

なお、噂ではこのSD7Gen3は来年以降展開されるミッドレンジ・アッパーミドル機で広範囲に採用されるチップセットになるとも言われています。

Snapdragon 7 Gen1以降のSnapdragon 7シリーズはかなり「不発」といった印象で、かなりDimensityの同クラスチップセットにシェアを奪われたという印象を受けます。

今回のチップセットでシェア奪還ができるかが注目ですね。

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