先日ソニーが提供を開始したXperia 1 V向けのAndroid 14アップデート。
今のところアップデートが提供されているのは欧州版と香港版のみですが、今後、国内版や他の国や地域のバージョンにも徐々に展開されるはずです。
さて、そんなXperia 1 V向けのAndroid 14ですが、一部で起動しなくなるといった不具合報告があるものの、アップデート後の動作などについてはこれといった不満の声は聞こえてこず、比較的安定したアップデートという印象。
そんな中、このAndroid 14アップデート後のXperia 1 Vのパフォーマンスに関する興味深い情報が見つかりました。
香港版と思われるXperia 1 VのGeekbenchにおけるベンチマークスコアをAndroid 14へのアップデート前と後とで比べたもの。
ご覧のように、Android 14へアップデート後のXperia 1 Vのベンチマークスコアがアップデート前から1割程度向上しているのが分かります。
なお、マルチコアで5600ポイント台、というのはAndroid 13の1 Vでも観測はされていますが、かなりこれは高い方のスコアです。
ちなみに同様の報告はReddit上(欧州版のXQ-DQ54)でもされており、少なくともベンチマーク上での性能がある程度上がっているというのは結構信頼性が高いように思えます。
そういえば以前、Pixel 7やPixel 7 ProでもAndroid 14へのアップデート後にベンチマークスコアが若干向上した、という報告をチラホラと見かけました。
これが統計的にどうなのか、という点不明ですが、今回の報告と合わせて、Android 14ではOSレベルでのシステム最適化などによって、全体的な性能が若干上がるのかもしれませんね。
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