本日、ドコモ版の発売が11月9日に確定したシャープの最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense8。
au、SIMフリー版のリリースも決まっており、おそらく今後しばらくは国内Androidミッドレンジ市場での主力機種となりそうな雰囲気です。
そんなSnapdragon 6 Gen 1のAQUOS sense8ですが、今回、ベンチマークスコアからSD695搭載のAQUOS sense7との比較で少し気になる事実が判明しました
AQUOS sense8 vs AQUOS sense7、GPU性能はほぼ進化ナシ
以下はGPU性能を測定するGeekbench Computeにおける、これまでに見つかっているau版AQUOS sense8のスコア:
そして以下は同じau版の前モデル、sense7のもの:
ご覧のようにAQUOS sense7と比べて、AQUOS sense8のGPUベンチマークスコアは全く向上しておらず、誤差の範囲ではありますが、むしろ若干劣るくらいとなっています。
一方、過去にもお伝えしたように、CPU性能においてはPixel 7→Pixel 8で順当な進化といったところで、シングルコアでは数パーセントですが、マルチコアでは2~3割のスコア向上となっています。
つまり、AQUOS sense7→sense8の性能は、CPUでは順当な進化ですが、GPU性能での進化はほぼ皆無、と見た方が良さそう。
ミッドレンジ機種で負荷のかかるゲームなどをするユーザーというのはあまりいないとは思いますが、少なくとも、グラフィック性能が必要となる場面でのAQUOS sense8の性能向上は期待しない方が良さそうです。
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