国内3キャリアが展開するソニーの新型ハイエンドモデル、Xperia 1 IIIといえば、国内では先月前半にリリースされ、発売当初は若干の在庫待ちがあったようですが、現在はカラーさえ選ばなければかなりスムーズに購入可能です。
一方、このXperia 1 IIIは中国・香港を除く海外では未発売でもどかしい思いをしているユーザーも多い模様。
そんな中、このXperia 1 IIIの海外版で複数回にわたって珍しい形でリリースが遅延していることが判明しました。
Xperia 1 IIIの数回にわたるリリース日変更
ウェブ履歴サービスで遡れる限りでの情報ですが、Xperia 1 IIIの米国での発売日が正式に発表されたのは7月の初め。
この時の発売日は8月19日となっています。
ところがこれが約10日後の7月10日には8月27日に変更。
そして以下は本日、8月5日時点での発売日で9月17日となっています。
ただ、これらはウェブ履歴で記録されているログに限ったもので、Redditユーザーからの情報では発売が8月24日、そして9月13日にも変更されていた模様。
つまり、米国でのXperia 1 III発売予定日は:
8/19→8/24→8/27→9/13→9/17と最低でも4回は発売延期されている、ということに。
また、上のスクリーンショットはソニーのサポートとの会話内容ですが、どうやらこのXperia 1 IIIは予約時期によって出荷日が異なる模様。
例えばこのユーザーは公式サイト上に発売日が8/24と記載されていた時に予約をしているため、その日に受け取ることができる、ということですが、それ以降の場合は9月17日以降の出荷、ということに。
つまり、早い時期に予約をした人はその当時に公開されていた「発売日」が出荷日となるということです。
新型Xperiaの発売日が当初より遅れる、というケースは過去にもなかったわけではありませんがかなり稀。
ましてや複数回にわたって具体的な発売日が細かくずれ込み、さらに注文日によって出荷日が大きく異なるというケースは皆無だったように思えます。
これはおそらく確保できる台数が限定されているため、と考えるのが妥当で、やはり世界的な「チップ不足」の影響でしょうか。
ちなみにこのXperia 1 IIIはベンチマークサイトからの情報で国内SIMフリー版(XQ-BC42)の存在も確認されています。
ただ、現在の海外での入荷状況をみていると、この国内向けSIMフリー版のリリースもかなり遅くなる可能性がありそうです。
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