Googleの2021年最新Pixel、Pixel 6およびPixel 6 Pro。
リリースはまだ数か月先ですが、数日前に突然公式発表され、初の自社製チップ「Tensor」を搭載したこれまでのPixelとは一味違う製品となりそうです。
そんなPixel 6シリーズですが、今回、その価格に関する新情報がでてきました。
The VergeがGoogleのデバイス&サービス担当SVP、Rick Osterloh氏のコメントを伝えたもので、これによると:
He also admits that “it will certainly be a premium-priced product,” which I take to mean north of $1,000.
「Pixel 6はプレミアム価格の製品になる」とのこと。
「プレミアム」にはっきりとした定義があるわけではありませんが、多くの国内ユーザーが最近の機種で「プレミアムフラッグシップ」と言われて思い浮かべるのはXperia 1 IIIやGalaxy S21 Ultraといった機種ではないでしょうか。
つまり、もしRick Osterloh氏の「プレミアム」と一般的に認識されている「プレミアム」が同じようなものであれば、このPixel 6シリーズの価格は15万円前後になる可能性が高い、ということに。
また、The Vergeのライター自身もこれを「1000ドル台後半」と受け取っているようです。い
一方、同氏はドイツメディア、Spiegelとのインタビューでは「Pixel 6は高価なものになるだろう」としながらも、「メインストリーム・プレミアム製品」とも発言。
ここでは「メインストリーム」という言葉がでてきていますが、このニュアンスについてはレギュラーのフラッグシップモデル並みの価格、という意味合いもありそう。
だとすると、Pixel 6のベースモデルは1000ドル前後から、という可能性もありそうです。
ただ、これらのコメントから受けるニュアンスとして過去のPixelスマートフォンの中で最も高くなる、という印象はぬぐえません。
いずれにせよ、Pixel 5のようなミッドレンジモデルの価格帯に収まらないことは確実で、安くてもSnapdragon 800番台を搭載していたPixel 4/XL世代と同じくらい、そして上位モデルはそれ以上の価格帯となる可能性が高そうです。
このPixel 6シリーズに搭載のTensorチップはこれまでの噂ではSD865とSD888の間くらい、と聞いていたので、価格的にはPixel 5より少し高くなるくらい、高くてもPixel 4/4 XLくらいかな?と勝手に想像していたのですが、この予想は大きく外れそうです。
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