ここ数週間、複数のXperiaで発生報告のある異常発熱と異常バッテリー消費。
特徴としては、ホーム画面上などに白い枠線だけのアプリのアイコンが出現し(通称ゴーストアプリ)、これが出てくると端末が何らかの異常なプロセスを行い発熱。同時にバッテリー消費が激しくなるという症状で、これについては当サイトでも何度かお伝えしました。
この問題、5月のセキュリティアップデートがトリガーとなっていることはほぼ確実で、このバージョンのファームウェアを搭載したXperia端末ではかなりの広範囲で発生している模様です。
Xperiaの発熱・異常バッテリー消費についてソニーが対処法を紹介
しかし今回、海外のソニーの公式フォラム上で同問題についてソニー側から対処法を紹介された、という興味深い投稿が見つかりました:
簡単に言うと、この一連の異常発熱および異常バッテリー消費問題は端末の日付設定を一時的に変更することで解消する、とのこと。
具体的には端末の日付を1ヶ月後に変更 → 電話を再起動 → 日付設定を元に戻す、というもので手順としては:
- [設定]→[システム]→[日付と時刻]→[日付と時刻の自動設定]の右側にあるトグルをタップして無効化
- 日付を1ヶ月後に変更
- 電源ボタン]と 音量上ボタン]を同時に押し、[再起動]
- 「ゴーストアプリ」のアイコンが消えていることを確認
- 端末が立ち上がったら、先の手順で[日付と時刻の自動設定]を再び有効化
一連の不具合はGoogle Playストアが関係しているようですが、ひょっとすると日付・時刻周りのグリッチでGoogle Playストアが何らかの不具合を起こしており、これを再設定することで問題が解消する、ということなのかもしれません。
なお、海外の一部ではすでに6月のセキュリティーパッチを含むソフトウェアの提供が開始されており、この最新アップデートで一連の発熱およびバッテリードレイン問題は解消されているという報告も複数見られます。
よって、国内Xperiaユーザーもこのアップデートを待つ、というのも一手ではありますが、それまで待てない!という方はここで紹介されている対処法を一度試してみることをお勧めします。
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