ソニーモバイルの2023年プレミアムフラッグシップ機種、Xperia 1 V。
本日、ドコモ版SO-51Dの価格が発表され、これでSIMフリー版、au版、ドコモ版の価格が出そろい、あとはソフトバンク版の価格発表を待つばかりといったところです。
一方、このドコモ版Xperia 1 Vの価格は218,680円とau版よりもさらに高く、これについては「高すぎる」といった声も少なくありません。
そんな中、実際Xperiaってどれくらい価格が変化しているのか、というの点が少し気になったので、今回、Xperiaの「プレミアムフラッグシップ」誕生以来、どういった価格推移をしてきたのかを調べてみました。
Xperiaのプレミアムフラッグシップの価格、8世代で2.3倍に!
Xperiaもシリーズ系統変更をしてきているので、比較機種によって見方は変わるとは思いますが、ここでは4Kディスプレイが初めて搭載されたXperia Z5 Premiumをプレミアムフラッグシップ初代モデル、そしてXperia 1 Vを同最新モデルとします。
そして以下はドコモ版の各モデルの発売時価格:
- Xperia Z5 Premium: 93,312円
- Xperia XZ Premium: 93,960円
- Xperia XZ2 Premium: 112,752円
- Xperia 1: 103,032円
- Xperia 1 II: 123,552円
- Xperia 1 III: 154,440円
- Xperia 1 IV: 190,872円
- Xperia 1 V: 218,680円
Xperia Z5 Premium→Xperia 1 V、約8年間、8世代でドコモ版の価格はなんと約2.3倍に。
グラフにしてみると:
Xperia Z5 Premiumがリリースされたのは約8年前に2015年。
初代Xperia 1では一旦価格が少し下がっていますが、その後、Xperia 1 II以降の世代ごとの価格アップペースが急になっているのが分かります。
よって、やはりここ数年でXperiaフラッグシップは値上げ「率」も大きくアップしている、ということに。
ちなみにGalaxyの価格を参考にしてみると、2018年のGalaxy Note 9→今年のGalaxy S23 Ultraの価格変化は126,360円→197,670円で、上昇率としては56%(1.6倍)ほど。
Xperiaのプレミアムフラッグシップと比べるとかなり価格の引き上げ率は低くなっています。
ここ数年の円安の影響など、国内独自の環境変化もあるとは思います。
ただ、それはGalaxyを含めた他のメーカー機種も同じ条件なので、やはり為替レートを勘案してもXperiaハイエンドモデルのここ数年の価格上昇スピードは「異常」と言わざるえません。
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