もはや大半の人の日常生活に欠かせない存在となったスマートフォン。
そのスマートフォンの使用実態についてモバイルデータの調査・分析をしているApp Annieが興味深いレポートを出していました。
まずは、Androidユーザーが1日でアプリを使用する時間を比べたグラフ。
トップは韓国のユーザーで、日本のユーザーの中間値は2時間ちょっとで、トップ20%のヘビーユーザーは4.5時間といったところでしょうか。
まあ、これは日本のユーザーにとっては特に驚きはないように思えますが、全体的にヨーロッパの国の方が使用時間が少ないのは興味深いところです。
また、メキシコやブラジルといった発展途上国ほど最も使用時間が少ない20%の使用時間が長いのも特徴的です。
一方、以下は各国のユーザーがゲームアプリに費やす時間を表したもの。
韓国と日本がダントツで、他の国の2倍以上となっています。
これはあくまでヘビー・ゲーマーのトップ10%を比較したもので、スマホユーザー全体の平均ではありません。
ただ、仮に平均を取ったとしても大きく変化はないような気もします。
いずれにせよ、韓国と日本のヘビーゲーマーが他国よりも「ヘビー」であることは確かです。
一方、詳細グラフなどはありませんが、同レポートをまとめた記事内には以下のような記述も:
ゲームアプリにおいて日本で一番の収益を上げているのは「FGO」こと、『Fate/Grand Order』(フェイト・グランドオーダー)。
一方、韓国ではLineage M(リネージュM)というアプリがトップになっており、いずれもロールプレーイングゲーム(RPG)への課金による収益が高いことが分かります。
ゲームに疎い私にはこれが「意外」なことなのか「やっぱり」なのかすら分かりませんが、以前どこかで日本のユーザーは特にRPGが好き、という記事を見かけたことがあるような気がします。
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