ソニーモバイルが4〜5月に発表、5月~6月にリリースすると予想されている2023年フラッグシップのXperia 1 V。
2月に信頼性の高いリーカーから鮮明なレンダリング画像がリークされ、外観に関してはほぼ確定したと言ってよさそう。
過去モデルからのデザインコンセプトを踏襲し、少なくともデザイン面ではマイナーな変化となりそうなこのXperia 1 Vですが、前モデルとは異なる特徴的な部分が「側面」。
レンダリング画像から、Xperia 1 Vでは端末の側面に細かな溝が掘られており、波形のようなデザインとなっているのが分かります。
そして今回、Weibo上のリーカーがこの「溝」に関する興味深い情報を提供していました。
Xperia 1 Vの側面の「溝」は放熱システムの一部
Xperia 1 Vでは放熱システム構造が一新される。また、Xperia 1 Vの側面の溝はただのすべり止めではなく、放熱において重要な機能を担います。
確かにパソコン内部のヒートシンクなどでは多数のフィン(ひれ)を付けて表面積を大きくしたものをよく見かけますが、これと似たアイデア、ということではないかと思われます。
一方、側面の溝を施したデザインはXperia Pro-Iでも採用されていますが、これが放熱・排熱において何らかの実用的な役割を果たしているという情報は見たことがありません。
ただ、確かによく見てみると、Xperia Pro-Iでは側面に太めの溝が3本なのに対し、Xperia 1 Vでは9本入っており、同じ「溝」でもだいぶ印象が違います。
よって、同じような「溝」でもXperia 1 Vでは異なる意味がある可能性が高そうです。
Xperia 1 Vについてはこれまでににも巨大ベイパーチャンバーを搭載するといった噂や、SD8Gen2で最も「クール」な機種になるといった噂もありました。
前モデルのXperia 1 IVは発熱問題でずいぶん評価を落としたという印象ですが、Xperia 1 Vでの汚名返上に期待したいところです。
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