Xperia 1 Vに最も期待されている「究極の変化」は低価格でもカメラ進化でもないことが判明

ソニーモバイルのスナドラ8Gen2搭載2023年フラッグシップ、Xperia 1 V。

MWC 2023での発表の可能性はほぼゼロに、おそらく過去2世代のXperia 1 III/1 IVのように4月〜5月の発表という可能性が高くなってきました。

一方、このXperia 1 Vは外観的には前モデルから大きな進化はなく、スペック面での進化も「劇的」とまでは行かなそう。

そんな中、Reddit上でこのXperia 1 Vについてユーザーが期待する「究極の選択」に関するアンケートが行われていました。

Xperia 1 Vに望む変化「究極の選択」

選択肢は:

  • (前モデルよりも)低価格
  • カメラ性能の向上
  • OSアップデート期間の拡大

多くの方にとってはおそらくどれも重要だと思われますが、選べるのは一つだけという事で、まさに「究極の選択」といったところ。
が、圧倒的な票を集めたのは「OSアップデート期間の延長」

カメラも価格もXperiaファンは納得済み?

個人的には「カメラ」が最優先事項になるかと予想していたので少し意外。

ただ、このアンケートに回答しているユーザー自体が既存XperiaユーザーやXperiaファンに偏っていると思われます。
そういった意味では見たままに撮れることを重視しているXperiaのカメラに納得している方も多く、カメラに課題があると考えているユーザーは意外と少ないのかもしれませんね。

また、最も票が少なかった「低価格」ですが、確かにXperiaユーザー(特に海外の)の傾向を見ていると、プレミアムフラッグシップを購入する富裕層は「かなりの富裕層」が多いためか、価格が15万円でも20万円でもあまり気にしない、というユーザが多いように感じます。

つまり、価格に敏感な消費者層はだいぶ前に「Xperia離れ」をしており、残っているユーザーは価格に関しては比較的無関心な方が多い、ということではないでしょうか。

そしてダントツの「OSアップデート期間」。
見方を変えれば、これだけが多くのXperiaユーザー・ファンですら納得できないところなのでしょう。

公式に明言されているわけではありませんが、XperiaのOSアップデートはハイエンドモデルでも基本2回。
つまり、今まで通りであればXperia 1 III/5 IIIは今回のAndroid 13アップデートが最後のOSアプデに、そしてXperia 1 V/5 VのアップデートはAndroid 15まで、ということになります。

一方、Galaxyを初め、他メーカーは続々とOSアップデートサポートの提供期間拡大を発表しており、Xperiaこの部分では完全に後れを取っている形になっています。

一昔前と違い、Android OSアップデートも最近では世代ごとの変化・進化幅は小さくなり、以前より「エキサイティング」なイベントではなくなった、という印象を受けます。
が、それでもやはり多くのユーザーにとってはスマートフォンを選ぶ上で重要な部分なのですね。

今回の「声」、ぜひソニーには参考にして欲しいところです。

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