クアルコムの次世代チップ、と言えばSM8450の型番で知られる通称Snapdragon 895。
次期XperiaやGalaxy、AQUOS、その他、ほぼすべての2022年版ハイエンドモデルに搭載されることとなります。
一方、そのライバルチップとされるのが、サムスンの自社製チップ、Exynos 2200で、おそらく欧州や韓国版のGalaxy S22シリーズに搭載されることはほぼ間違いないと思われます。
そんな中、このExynos 2200と他のライバルチップの性能に関する興味深い情報が見つかりました。
GSMArenaがTwitter上のリーカー、@TheGaloxからの情報として伝えたもので、これによるとExynos 2200の性能はサムスン製チップセットとして初めてライバルとなるSnapdragon 895よりも高速化する、とのこと。
さらにExynos 2200は、AppleがiPhone 13シリーズに搭載するA15 BionicよりもGPUにおいては優れている可能性が高い、とのこと。
ただ、CPU性能についてはやはりA15 Bionicには及ばない、とも書かれています。
今年のGalaxy S21シリーズに搭載されたExynos 2100も前チップからはかなり性能アップし、Snapdraogn 888にかなり近づいたとは言われていますが、やはりベンチマークで比較すると若干劣る、といった感じ。
私の記憶では数年前までは少なくともGeekbenchのCPU測定ではSnapdragon 800番台よりもExynosの方がスコアが高い、というケースが何度かあったような気がします。(記憶違いでしたらごめんなさい。)
ただ、GPUに関してはSnapdragonの方が優秀で、この次世代チップで初めてCPU/GPUの両方で「スナドラ超え」が実現する、ということのようです。
ただ、今年のExynos 2100についてもリリース前は同じようなことが言われていた気もするので、過度な期待はしない方が良いような気もします。
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