先日公開された、Android 13の新バージョン「Android 13 QPR2」のベータ3。
昔のAndroidでいうと「Android 13.1」に相当する準メジャーOSアップデートということになりますが、この最新ベータ版で気になる新仕様が発見されたようです。
Android Policeが伝えたもので、これによると、この最新ベータ版では接続しているWi-Fiネットワークの認証情報を共有する際に付かうQRコードのスクリーンショットが撮影できないように仕様変更されている、とのこと。
Android Policeで実際にこのベータ版を搭載したPixel 6aで試したところ、WiFi認証画面のスクリーンショットを撮っても空白になってしまうとのこと。
ご存知の方も多いとは思いますが、この機能は来客時などに重宝する機能で、もちろん、その場でQRコードを出して読み取ってもらうことは可能。
ただ、いちいちその画面を出すのが面倒なので、その情報をスクリーンショットで保存して置く、といったことができなくなるのはいささか不便です。
もちろん、今のところはこれはあくまでベータ版での制限なので、正式版で実装されるかはまだ分かりません。
著作権侵害などの恐れがある画像など、他人に迷惑が掛かる可能性のあるスクリーンショットをブロックする、というのであればまだ分かります。
が、自分のWi-Fi認証情報の記録の可否をGoogle側が勝手に決める、というのは確かにやり過ぎなような気も。
せめてスクリーンショット撮影の前に注意書きのポップアップを出すくらいにして欲しいですね。
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