SIMフリー版のAQUOS sense4とsense4 plusの違い、地味だけど大きな差はLTE対応バンド

先日SIMフリー版が正式発表されたAQUOS sense4 plus SH-M16
そしてすでに複数のMVNOから発売済みとなっているAQUOS sense4SH-M15。

両モデルは画面・端末サイズやカメラ仕様、メモリ容量などがかなり大きく異なり、CPUが共通という点以外、ほとんど別シリーズのモデルと言った感じ。

AQUOS sense4とAQUOS sense4 plusの大まかなスペック比較:

AQUOS sense4AQUOS sense4 plus
画面サイズ約5.8インチ約6.7インチ
本体サイズ高さ:148mm
幅:71mm
厚さ:8.9mm
高さ:166mm
幅:78mm
厚さ:8.8mm
重さ約176g約198g
アウトカメラ標準:約1,200万画素
広角:約1,200万画素
望遠: 約800万画素
標準:約4,800万画素
広角:約500万画素
マクロ:約200万画素
深度: 約200万画素
インカメラ700万画素標準:約800万画素
深度: 約200万画素
バッテリー4,570mAh4,120mAh
RAM4GB8GB
ROM64GB128GB
CPUSnapdragon 720GSnapdragon 720G
認証顔・指紋顔・指紋
防水IPX5/IPX8IPX5・IPX8
カラーライトカッパー
ブラック
シルバー
パープル
ホワイト
ブラック

一方、同じミッドレンジAQUOSスマホであることから、両者の購入で迷っていると言う方も多いようです。

ただ、今回ひょんなことからこのAQUOS sense4/sense4 plusには一般的に知られているスペック以外にもLTEの対応バンドという点で意外に大きな違いがあることが判明したので、備忘録も兼ねてまとめておきます。

AQUSO sense4とAQUOS sense4 plusのキャリアLTE対応バンド比較表

バンド使用キャリアAQUOS sense 4AQUOS sense4 plus
1ドコモ
au
ソフトバンク
2
3ドコモ
au
ソフトバンク
楽天
4
5
7
8ソフトバンク
11au
ソフトバンク
12
17
18au
19ドコモ
21ドコモ
26au
28ドコモ
au
ソフトバンク
39
41Wireless City Planning
UQ コミュニケーションズ
42ドコモ
au
ソフトバンク

兄弟モデルということで、てっきり同じようなLTE対応かと思わったのですが、かなり違うことが分かります。

ご覧のようにAQUOS sense4が対応していてAQUOS sense4 plusで非対応のバンドは39のみで、これは国内では関係ありません。

一方、国内LTEバンドにおいてAQUOS sense4 plusが対応していてAQUOS sense4で非対応のバンドは11、26、28の3つ

いずれも補完的なバンドではありますが、特にバンド28については速度は遅めながら周波数が低いため、遠くまで飛んで遮蔽物にも強く障害物を回り込む特性があるとか。
よって、場所によっては重要な役割を果たすこともあるようです。

また、海外でのLTE対応バンドもかなり大きな差があります。
どこの国で、ということまでは調べていませんが、頻繁に海外ローミングをするという方はAQUOS sense4 plusの方が安心かもしれません。

AQUOS sense4 Plus おすすめケース/保護フィルム:カッコいい系・耐衝撃・手帳型
シャープの2020年ミッドレンジモデル、AQUOS sense4 Plus。AQUOS sense4シリーズの上位モデルという位置づけで、無印やLite、Basicとは外観だけでなく、メモリサイズやカメラも異なります。今回はそんなAQUOS
AQUOS
スマホダイジェストをフォローする