
スマートフォンのカメラ競争が激しさを増す中、Huaweiが新たに独自開発の大型カメラセンサーを準備しているとの情報が浮上しました。中国SNSのリークによれば、同社初となる1インチ級CMOSセンサーがすでに開発段階にあるとされています。
自社開発の大型センサー、低照度性能の強化に期待
今回の情報では、Huaweiが開発している新型センサーは約5000万画素で、1/1.3インチのフォーマットを採用するとされています。加えて、同社が従来から採用してきたRYYB配列を引き続き使用する見込みです。
RYYBは一般的なRGB配列とは異なり、黄色を取り入れることで光の取り込み量を増やし、暗所での撮影性能やダイナミックレンジの改善に寄与するとされています。これにより、夜景や逆光といった厳しい条件でも、より明るくディテールの豊かな写真が期待できます。
DCGやHDR技術も組み合わせ、画質向上を狙う
さらに、この新センサーにはDCGと呼ばれる技術も組み込まれる見通しです。これは異なるゲインで同時に撮影を行うことで、色再現性の向上やノイズの低減を図るものです。
HDR技術と組み合わせることで、明暗差の大きいシーンでも白飛びや黒つぶれを抑えた自然な描写が可能になると見られます。近年のスマートフォンカメラに求められる要素を、ハードウェアレベルで強化する狙いがうかがえます。
複数サイズのセンサー展開、Pura 90への搭載も有力か
今回のリークでは、1インチ級に加えて1/1.3インチ、1/1.56インチ、1/2.5インチといった複数サイズのセンサーも同時に開発されているとされています。いずれも5000万画素クラスで統一される可能性があり、ラインアップ全体でのカメラ性能底上げが期待されます。
搭載モデルについては明言されていませんが、次期フラッグシップとされるHuawei Pura 90シリーズへの採用が有力視されています。これまでにも同様の噂はありましたが、今回の情報で実現に一歩近づいた形です。
スマートフォンのカメラ性能は、センサーの大型化と独自技術の組み合わせによって大きく進化してきました。Huaweiが自社開発センサーを本格投入すれば、VivoやOPPOなど競合との競争はさらに激化しそうです。正式発表や搭載機種の詳細については、今後の続報が待たれます。

