今年の国内スマホラインナップ。
ミッドレンジ機種の部門ではクアルコムのSnapdragon 695なしでは語れません。
というのも、今年国内発表されたSD695搭載機種はなんと10モデル。
Xperia 10 IV
moto g52j
Redmi Note 11 Pro 5G
Oppo Reno7 A
AQUOS sense6s
AQUOS wish2
AQUOS sense7
AQUOS sense7 plus
HTC Desire 22 pro
arrows N F-51C(未発売)
いずれの機種も特に個性的、というわけではありませんが、それぞれに一長一短があり、これだけ機種数があるとどれがいいのか分からない、という方も多いのではないかと思います。
というわけで、今回は価格.comでのユーザー評価からみた今年のSD695乱世を制した機種、というのを見てみたいと思います。
SD695搭載10機種の評価比較
以下は12月2日時点での価格.comにおけるSD695搭載機種のユーザー評価をまとめたもの。
満足度 | デザイン | 携帯性 | レスポンス | 画面表示 | バッテリー | カメラ | |
Xperia 10 IV | 3.82 | 4.22 | 4.27 | 3.65 | 3.84 | 4.57 | 3.36 |
moto g52j 5G | 4.04 | 4.18 | 3.30 | 4.29 | 4.27 | 4.39 | 3.72 |
Redmi Note 11 Pro 5G | 3.74 | 4.07 | 3.16 | 4.09 | 4.33 | 3.70 | 3.96 |
Oppo Reno7 A | 3.84 | 4.46 | 4.10 | 3.93 | 4.13 | 4.10 | 3.28 |
AQUOS sense6s | 3.43 | 3.75 | 4.01 | 3.36 | 3.94 | 4.04 | 3.70 |
AQUOS wish2 | 3.70 | 4.03 | 4.33 | 3.05 | 3.54 | 3.45 | 2.56 |
AQUOS sense7 | 4.18 | 4.48 | 4.69 | 4.48 | 3.90 | 4.62 | 3.72 |
AQUOS sense7 plus | 2.81 | 4.43 | 3.63 | 3.33 | 3.60 | 3.27 | 3.77 |
グリーンが各項目のトップ評価、赤が最低評価となっています。
まず、総合の満足度でトップとなったのはAQUOS sense7。
一方、兄弟モデルのAQUOS sense7 plusの同じ項目で最低評価となっており、この差については非常に不思議です。
また、AQUOS sense7はデザイン、携帯性、レスポンス、バッテリーでもトップ評価となっており、7項目中、5つで最高評価を受けている、ということになります。
また、こう見ると最高評価も最低評価も一部の機種にまとまっている、というのも興味深いところで、Xperia 10 IV、moto g52j、Oppo Reno7 Aはいずれの項目でも最高・最低評価を獲得していません。
よって、これら3モデルは比較的無難な機種、とも言えると思います。
なお、最後に個人的意見も含めてまとめると、今回の評価を基準に機種選びをするとすれば:
- 総合的な評価ではAQUOS sense7
- ディスプレイ・クオリティではRedmi Note 11 Pro 5G
- バッテリー持ちならXperia 5 IVかAQUOS sense7
- カメラ性能に期待するのであればAQUOS wish2はNG、Reno7 Aもいまいち
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