クアルコムの最新ハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8 Gen2。
Xiaomi 13/13 ProやMoto Edge 40 Proといった中国勢モデルが最速リリースされると言われていますが、Xperia 1 V/5 VやGalaxy S22シリーズといった国内でもお馴染みのシリーズにも搭載されることは確実。
そんなSnapdragon 8 Gen2はハワイで現地時間15日から始まる「Snapdragon Summit 2022」で発表される予定ですが、その正式発表を目前に、公式なスペックシートがリークされていました。
いくつかの特徴をみていくと:
コア構成は3.2GHzのプライムコアx1、2.8GHzの高性能コアx4、2.0GHzの高効率コアx3となっています。
ちなみに前チップセットのSD8Gen1は1xプライマリコア+3x高性能コア+4x高効率コアという構成だったので、Snapdragon 8 gen2では高性能コアが1つ増え、高効率コアが1つ減ったことになります。
WiFiは次世代のWi-Fi7に対応。
また、別の概要を見ると同チップは:
- Snapdragonとして初めてAV1コーデックを搭載し、最大8K HDR、60フレーム/秒の動画再生に対応
- モバイルゲームにリアルタイムのハードウェアアクセラレーションによる光、反射、照明を提供するレイトレーシングなど、新しいSnapdragon Elite Gaming機能を初搭載
- アップグレードされたQualcomm Adreno GPUはパフォーマンスが最大25%向上
- 新しいQualcomm Kryo CPUは電力効率が最大40%向上
- Metahumans Frameworkをモバイルに最適化した世界初のサポート
- 5G+5G/4GデュアルSIMデュアルアクティブをサポートする最初のSnapdragonプラットフォーム
Snapdragon 8 Gen2搭載スマートフォンをリリースするメーカー・ブランド
また、今回はこのSD8Gen2を採用するメーカーやブランドもリークされています。
- ASUS ROG
- HONOR
- iQOO
- Motorola
- nubia
- OnePlus
- OPPO
- REDMAGIC
- Redmi
- SHARP
- Sony
- vivo
- Xiaomi
- XINGJI/MEIZU
- ZTE
「2022年の最初の機種」としてソニーやシャープの名前も挙がっていますが、これらのメーカーが今年中にXperia 1 VやAQUOS R8などを発表することはまずありえません。
よってこれは「2023年に同チップを搭載したモデルを展開するメーカー」という意味だと思われます。
ソース:Twitter
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