ドコモが今秋冬モデルとして展開予定のFCNT(旧富士通)の新型ミッドレンジモデル、arrows N F-51C。
今年複数発売されているSnapdragon 695搭載機の中でも、8GB RAMを搭載するなど、ミッドレンジ機種としては比較的ハイスペックな仕様で、今秋冬モデルではシャープのAQUOS sense7の強力ライバルになる可能性を秘めたモデルです。
そして今回、このarrows N F-51Cが、FCC認証を通過。
その資料内に実機画像やまだ公式発表されていない対応バンドといった情報が掲載されていました。
arrows N F-51Cの実機画像
艶消し加工でなかなかシックなデザイン?
ただ、カメラ部分のでっぱりは結構大きいように見えます。
内部画像も↓
arrows N F-51Cはすでにドコモが正式発表をしていますが、発売が来年2月と、かなり先という事もあり、画像はまだレンダリング画像のみでした。
よって、今回が初の実機画像という事になると思います。
arrows N F-51Cの対応バンド
また、同モデルに関してはまだドコモ公式サイトでも詳細スペックまでは公開されておらず、一部スペックは不明でしたが、今回の認証通過資料から国内での対応バンドが判明。
直接国内での対応バンドが記載されているわけではありませんが、FCC認証通過資料には端末自体は対応しているものの、米国内での使用時には無効化されるバンドも記載されているので、これをチェックすることで国内での対応バンドも分かります。
これを基に同モデルの国内対応バンドをAQUOS sense7と比較すると:
TEバンド | arrows N F-51C | AQUOS sense7 SH-53C |
1 | 〇 | 〇 |
3 | 〇 | 〇 |
8 SBプラチナ | – | 〇 |
11 | – | – |
18 auプラチナ | – | 〇 |
19 ドコモプラチナ | 〇 | 〇 |
21 | 〇 | 〇 |
26* auプラチナ | – | – |
28 | – | – |
41 | – | 〇 |
42 | 〇 | 〇 |
ご覧のように、AQUOS sense7は他社のプラチナバンドにも対応しているのに対し、arrows N F-51Cはauやソフトバンクのプラチナバンドには完全に非対応。
今後発売までに内容が変更される可能性もゼロではないと思いますが、かなり低い可能性だと思われます。
よって、ライバル機種と目される両モデルですが、ドコモ以外の回線で使用する際の対応バンドという点では完全にAQUOS sense7に軍配が上がります。
なお、今回、このF-51Cの取扱説明書も一緒に公開されているのですが少しおかしな点も。。。。
仕様一覧を見ると。。。
スペックが公式発表されているものとは全く異なり、これはおそらくarrows Weのものになっていると思われます。
ソース:FCC
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