Xperiaスマートフォン向けのAndroid 13アップデート。
ドコモからの発表により、国内ではエントリーモデル、ミッドレンジモデルを含め、2020年以降のモデルがアップデート提供対象となることが確定しています。
そして例年通りであれば、このAndroid 13アップデートが最初に提供される機種は既存最新ハイエンドのXperia 1 IVとなるはず。(Xperia 5 IVと同時提供の可能性もありますが)
そんな中、Geekbench上でAndroid 13を搭載したXperia 1 IVのベンチマークスコアが発見された模様です。
Android 13アプデでXperia 1 IVの性能が大幅アップ?
「XQ-CT54」という型番は欧州版のXperia 1 IVのもので、搭載OSはAndroid 13となっています。
Redditユーザーが投稿していたもので、AOSP/ベータ版だと思われますが、注目すべきはそのスコア。
Xperia 1 IVのGeekbenchにおける平均的なスコアはシングルコアが1100ポイント前後、マルチコアで3300ポイント前後ですが、今回発見されたスコアはシングルコアが1265、3826ポイントとなっています。
これは他のSD8Gen1搭載機の中でもかなり高いスコアで、一部の中国メーカーモデル(Xiaomi 12など)以外ではめったに見かけません。
また、Xperia 1 IVのこれまでのベンチマークスコアは数あるSD8Gen1搭載機の中でも低め。
もちろん、今回のベンチマークスコアはたまたま出たハイスコア、という可能性もありますが、少なくとも私はXperia 1 IVでは見たことのない高スコアで、これはAndroid 13へのアップデートで同モデルのベンチマーク性能が大きく向上することを示唆している可能性も。
もともと発熱によるスロットリング、動作制限のかかり方がきつめと言われているXperia 1 IVですが、ファームウェアアップデートとともに少しずつ熱制御アルゴリズムが改善しているとも言われています。
ひょっとするとAndroid 13ではそれがさらに進化、という可能性もありそうですね。
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