本日、ソニーの昨年のフラッグシップ、Xperia 1 III XQ-BC42、Xperia 5 III XQ-BQ42、Xperia PRO-I XQ-BE42に対して8月分セキュリティパッチを含むソフトウェアアップデートが提供されました。
最新のファームウェアバージョンは61.1.A.11.36。
このアップデート、なぜかまだソニーの公式ページ上には未掲載ですが、Xperia Checkからはアップデートの配信が確認できます。
なお、ドコモ版とau版のXperia 1 IIIおよびXperia 5 IIIには1週間ほど前に同世代のファームウェア・アップデートが提供されており、大半の変更・改善内容は同じだと思われます。
一方、今回のアップデートは最近のマイナーアップデートの中では比較的大規模なようで、ネット上の報告を見ていると:
- 動作が機敏になった・レスポンスが良くなった
- スワイプ時のカクツキ、引っ掛かりが無くなった
- プチフリーズが改善した
- アプリの強制終了が激減した
- 4G/5G通信の途切れが解消した
といった報告が多数見られます。
ただ一部では:
- 指紋認証の反応が悪くなった
- バッテリーの減りが速くなった
- Wi-Fiの接続が不安定になった
といったネガティブな変化の報告もあります。
Xperia 1 III/5 IIIシリーズはAndroid 12アップデート後からでしょうか、端末の動作に関する不具合・不満の報告が多く、特にアプリ落ちやフリーズ、そして通信問題はかなり広範に報告されていました。
「完璧」とまでは行きませんが、それでもこれらの問題が解消・緩和された今回のアップデートはかなりの「良アプデ」といって良いと思います。
コメント