Xperia 5 IVへの搭載最後に「引退」?SD8Gen1は来年の準フラッグシップにも搭載されず

先日、ソニーモバイルが発表し、国内でも今月中に各キャリアからのリリース発表がありそうな新型Xperia、Xperia 5 IV。

発表直前までSnapdragon 8+ Gen1の搭載の噂があったものの、結局実際に搭載されるのはレギュラーのSnapdragon 8 Gen1でした。

一方、ここ最近海外で発表・リリースされている新型フラッグシップの大半はSD8+Gen1を搭載しており、そのためXperia 5 IVのチップセットに関しては落胆をしているユーザーも少なからずいる、という印象です。

そんな中、Weibo上のユーザーがこのXperia 5 IVに搭載の無印SD8Gen1に関して興味深い情報を提供していました。

Xperia 5 IVは(無印の)Snapdragon 8 Gen1を搭載する最後のスマートフォンになる。このチップセットは来年以降の準フラッグシップにすら採用されない。

要は、Snapdragon 8 Gen1はXperia 5 IVへの搭載を最後に事実上の廃盤になる、ということに。

これまでのSD8シリーズでは年後半の「Plus」がリリース後も無印版を搭載したモデルが複数リリースされていましたが、SD8Gen1ではそれがない、ということになりそう。

ちなみに、これまでの情報では無印のSnapdragon 8 Gen1はファーウェイの未発表新型モデル、Mate 50シリーズに搭載される可能性が高そう。

ただ、Google系サービス、アプリの使えない同社のモデルは厳密には「Androidスマホ」とは言えない部分もあるので、ここではカウントされていないのかもしれません。

なお、ここでいう「準フラッグシップ」というのはここ数年ほぼ毎年出ている、前年のフラッグシップ向けチップセットを半世代~1世代ほど遅れて搭載した機種のことだと思われます。

これらのモデルは性能的には最新フラッグシップ未満、最新ミッドハイ機種以上、といった位置づけになりますが、例えば、Snapdragon 870などは比較的よく知られているのではないでしょうか。

となると、おそらく来年の前半を中心に展開されるであろう、「準フラッグシップ」はそのほとんどがSnapdragon 8+ Gen1や、ひょっとするとSD888などを搭載する、ということになりそうですね。

ソース:Weibo

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