ソニーモバイルの最新フラッグシップモデル、Xperia 1 IV。
これといった致命的なバグや不具合の報告はない一方で、Snapdragon 8 Gen1起因と言われる発熱と、それによるカメラ落ちやリフレッシュレートの低下といった機能制限・低下問題が多く見られます。
そんなXperia 1 IVですが、今回、同モデルのユーザー評価がXperiaフラッグシップとしては歴史的な低さとなっていることが判明しました。
これは6月30日現在の価格.comのXperia 1 IVページからのもので、ご覧のように「満足度・レビュー」が5点満点中、3.41ポイントとなっています。
ちなみに以下は過去のXperia 1シリーズ、およびその前身と言われるXperia Premiumシリーズの評価(6月30日時点):
- Xperia 1 III: 4.13
- Xperia 1 II: 4.26
- Xperia 1: 4.18
- Xperia ZX2 Premium: 4.24
- Xperia XZ Premium: 4.33
- Xperia Z5 Premium: 3.98
Xperia Z5 Premiumは例外として、基本的には4ポイント台前半を安定してキープしており、Xperia 1 IVは今のところ、Xperia 1/Premiumシリーズ過去最低の評価、ということに。
また、過去の全Xperiaモデルとも比較してみたところ、ミッドレンジではXperia 1 IVより低評価の機種は数機種存在しますが、ハイエンド/フラッグシップではXperia 1 IVが過去最低、ということも判明。
フラッグシップXperiaの「黒歴史」とすら言われるXperia Z4すらも下回っています。
そしてXperia Z4、と言えば、おそらくXperiaフラッグシップの中で最も発熱問題が酷かったと言われた機種。(というか、この年のSnapdragon 810搭載機は軒並み「やらかした」とも言えますが)
また、今回のXperia 1 IVでもボトルネックとなっているのはやはり「発熱」。
まさに偶然だとは思いますが同じ「4」はXperiaにとって鬼門なのでしょうか。
ただ、Xperia 1 IVは発売間もないので、レビュー数が19件と少く、統計的な誤差は大きいと思います。
また、今回ドコモ版やau版ではアップデートにより望遠カメラのボケ問題が改善されたり、海外版では熱制御アルゴリズムの修正アップデートが提供されるなどしているので、今後、評価が向上していく可能性もあります。
よって、これがXperia 1 IVの最終評価というには時期尚早ですが、少なくとも途中経過の評価としてはかなり芳しくない、と言わざるえません。
もっとも、以前お伝えしたように、Galaxy S22シリーズのようにユーザーをキャンペーン景品で釣って不自然なレビューを量産させ、正確なユーザー評価を把握できない機種も、これはこれで問題だと思います。
コメント
私も高校入学時に親から初めてスマホを買ってもらった時、
それまでずっとXperiaが欲しいなと携帯ショップで眺めていたので、
iPhoneではなく、Xperia XZ Premium(SO-04J)《ロッソ》を選びました。
当時は4Kテレビがまだ十分普及していないこともあってか、
「スマホなのに4K HDRが見れるんだなぁ」とクラスの友人(AQUOS使い)や家族もびっくりしてました。
高校から応募した海上自衛隊主催の「護衛艦いずも」の見学会で真夏の甲板上にて4K HDR動画を撮影した時は、甲板の照り返しもあってか発熱でカメラが停止するなどありましたが、
これは現在のXperiaでも頻繁に起こることなのであまり気になりませんでしたね。
現在のメインスマホは買い換えられずにいる初代Xperia 1です。
個人的にはXperia XZ Premiumは神機種だなと使っていて思いましたが、
やはり他ユーザーも同意見なんだなと思いました。
次期Xperia 1 Vと5 Vにはベイパーチャンバーを搭載してほしいですね…
あとソニーさん、「ロッソ」カラーが好みにブッ刺さってるので復刻してほしい…
自分語り入ってしまい失礼しました。