Xiaomiが初のmonetテーマエンジン搭載?ダイナミックカラーが利用可能に

Android 12の「Material You」デザインの一部であるダイナミックカラー機能(英語ではDynamic Themeと呼ばれている模様)。

壁紙に合わせてボタンや文字、時計、ウィジェットなど端末全体のカラーを変更する同機能ですが、今回、Xiaomiの一部機種にPixel以外のOEMとしては初めて実装される、という興味深い情報がでてきました。

「Xiaomi With You」Telegramグループによると、Android 12ベースのMIUI 13 China Beta 22.11.17ビルドに、ダイナミックテーマ(ダイナミックカラー)のサポートが追加されました。

興味深いのは、これが実際にGoogleの “monet” をベースにした最初のOEM実装になる可能性があるということです。

ちなみに「monetエンジン」というのはダイナミックカラーを司るエンジン。

そしてそのダイナミックカラーはAndroid 12アップデート後のXperiaなどでも期待されていましたが、実際には実装されなかったことが一時期話題にもなりました。

一方、GalaxyやOppoなど、Android 12でカラーチェンジをする独自機能を搭載しているOEMはいくつかありますが、これらはあくまで独自機能であって、どうやらこれまでGoogleのmonetテーマエンジンを使用した本物の「ダイナミックカラー」をサポートした非Pixle機種というのは存在しないようです。

よって、XiaomiはこれでGoogle/Pixelを除くOEMとしては初めてmonetテーマエンジンを実装する機種となる模様です。

ちなみに、以前の情報によると、Google今後、Android 12L以降のOSを搭載する機種に対してこのmonetエンジンの搭載を必須条件にするとのことでした。

これが実施されているのかは不明ですが、少なくとも今回のXiaomiの最新ファームウェアはAndroid 12Lではないようです。

ソース:Twitter

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