ソニーモバイルの新型Xperia、と言えば2022年はこれまでにXperia 1 IV、Xperia 10 IV、Xperia ACE IIIの3モデルを発表/発売済み。
一方、Xperia 1 IVの売れ行きを見る限り、今年も大きく販売台数を伸ばすといった予兆は見られません。
そんなソニーXperiaですが、海外では少し興味深い現象が起きていることが判明しました。
1500万人以上のYoutubeチャンネルを持つテック系レビューワー、「MKBHD」ことMarques Brownlee(マーケス・ブラウンリー)氏がTwitter上でつぶやいていたもの。
様々なメーカーのスマートフォンのレビュー動画を公開している同チャンネル。
MKBHD氏曰く、シェア1%未満のSONY(Xperia)ですが、同チャンネル内でのXperiaスマートフォンの関連動画の閲覧回数は平均でどの他メーカーのものよりも多い、とのこと。
つまり、少なくともこのチェンネル内ではXperiaは最もユーザー関心度の高いスマートフォン、ということに。
Xperiaスマホの現在の世界シェアは良くて0.5%程度ではないでしょうか?
国内でのソニー/Xperiaの存在はある意味特殊だと思いますが、サムスンのGalaxyなどが圧倒的なシェアを握っている海外市場でこういった現象が起きている、というのは実に不思議です。
もちろん、これはあくまでYoutubeの1チャンネルでの話なので、公式プロモーション動画などではまた異なる結果になるのだと思います。
それでも一応、ガジェット系レビューワーとして世界で最も知名度の高いチェンネルでこういった結果が出ている、というのはなかなか興味深いところ。
ちなみに、同チャンネル内で一番人気の動画は2020年に掲載された「Why Don’t People Buy Sony Smartphones?(人々はどうしてXperiaを買わないのか?)」というタイトルの動画で、720万回近い再生回数。
ここ数年で「細く長く」に方向転換をしたように見えるソニーのモバイル部門ですが、こういった状況を見る限り、ユーザーの心をつかむ製品さえ出せば、まだまだXperiaで世界シェア奪還も可能とも言えるのではないでしょうか。
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