
古いスマートウォッチを再活用できる代替OS「AsteroidOS」の最新版が登場しました。2018年に登場したこのプロジェクトが進化し、機能強化と対応機種拡大を実現しています。
常時表示やジェスチャー操作に対応
「AsteroidOS 2.0」では、現行スマートウォッチでは標準的となっている機能が多数追加されました。
新たに常時表示モードに対応したほか、手首の動きによる画面オン・オフ操作が可能になっています。音楽再生のコントロール機能も搭載され、実用性が向上しました。

また、カスタマイズ可能なクイックアクセスバーが追加され、アプリランチャーには7種類の新しい表示スタイルが用意されています。壁紙や各種デザインオプションも拡充され、天気アプリやタイマーのUIも刷新されました。

さらに、20言語の追加対応、描画処理の最適化、バッテリー持続時間の改善など、細かな改良も盛り込まれています。
FossilやTicWatchなど対応拡大
対応機種は前バージョンから大きく拡大しました。
具体的には、FossilのGen 4、Gen 5、Gen 6シリーズ、Polar M600、そして複数のTicWatchモデルがサポート対象に加わっています。
さらに一部のSamsung製スマートウォッチでも限定的な互換性があるとされています。
導入は上級者向け リスクも存在
一方で、AsteroidOSの導入は決して初心者向けではありません。公式サイトでは機種ごとに詳細な手順が案内されていますが、作業内容によっては端末が起動不能になる、いわゆる「文鎮化」の報告もあります。
純正OSとは異なり、サポートや保証が受けられないケースも想定されるため、導入には十分な理解と自己責任が求められます。
スマートウォッチの買い替えサイクルが短くなる中で、古いデバイスを再び活用できる選択肢が増えるのは歓迎すべき動きです。「AsteroidOS 2.0」は、使われなくなった端末に新たな命を吹き込むプロジェクトとして、今後も注目を集めそうです。

