
Android搭載の携帯型ゲーム機に、ひときわ異彩を放つモデルが登場する見込みです。右スティックの代わりに物理ダイヤルを備えた「Pocket Super Knob 5000」が発表され、ユニークな操作系が話題を集めています。
右スティックの代わりに物理ダイヤル
本機を手がけるのはGameMT。最大の特徴は、一般的な右アナログスティックを廃し、回転式のノブを搭載している点です。

一見すると、クランク操作でゲームに直接入力することで知られるPlaydateのような独自インターフェースを想像してしまいますが、今回のダイヤルはゲーム内操作に使われるものではないようです。
プロモーション資料などから判断する限り、このノブは本体のパフォーマンスモードを切り替えるためのハードウェアスイッチとして機能するとみられます。
4段階のパフォーマンスモードを搭載か
ノブの周囲にはLEDインジケーターが配置されており、4段階の電力・性能プロファイルを選択できる構成と考えられます。状況に応じて省電力モードと高性能モードを素早く切り替えられる仕組みであれば、バッテリー持続時間と処理性能のバランスを直感的に調整できそうです。
スペック面では、5インチのフルHDディスプレイを搭載。プロセッサーにはMediaTek Helio G85を採用しています。最新世代とは言えないものの、これまで複数のエントリー向けゲーミング端末で採用実績があるチップです。
実際、昨年登場したMagicX One35にも同系統のプロセッサーが使われており、軽量級のタイトルであれば十分な動作が期待できます。
実用重視のユニーク設計
近年はタッチ操作中心のスマートフォンゲームとは一線を画し、物理ボタンやアナログスティックを備えたAndroid携帯ゲーム機が一定の人気を集めています。本機もホールエフェクト式スティックを搭載するなど、基本操作の品質にも配慮しているようです。

ダイヤルがゲーム入力に使えない点は少々残念にも思えますが、プレイ中に即座に性能モードを変更できる設計は、意外にも実用性が高い可能性があります。負荷の高い場面だけパワーを引き上げるといった使い方ができれば、バッテリー管理の自由度は大きく向上するでしょう。
4月発売予定、価格は手頃か
Pocket Super Knob 5000は、4月中の発売が予定されています。現時点で価格は明らかになっていませんが、搭載チップや全体仕様から考えると、比較的手頃な価格帯に収まる可能性が高そうです。
物理ダイヤルという大胆な発想を取り入れた本機が、単なる話題作に終わるのか、それとも実用的な新提案として評価を得るのか。正式発表と詳細スペックの公開が待たれます。

