先日国内でもドコモとauの春夏モデル第1弾としてリリースされたサムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S22およびGalaxy S22 Ultra。
これら2モデルについては先日、搭載チップセットは同じSnapdragon 8 Gen1ながら、少なくともベンチマーク上では無視できないレベルの謎の性能差がある、という件についてお伝えしました。
通常、同一チップ搭載の同シリーズでこれほど大きなベンチマーク性能が出ることはないので、これについてはこのS22シリーズで非常に気になる部分でもあります。
しかし今回、このS22とS22 Ultraの性能差の一因である可能性がある興味深いスペック上の違いに関する情報が見つかりました。
今回の情報によると、Galaxy S22シリーズの3モデルには異なるストレージ(UFS)が搭載:
S22:FastConnect 6900
S22+:BCM4389
S22 Ultra:BCM4389
そしてS22およびS22+に搭載されているUFS 3.1はGen2(第2世代)なのに対し、S22 UltraのものだけがGen3(第三世代)とのこと。
つまり、S22/S22+とS22 Ultraは同じフラッシュメモリ規格ながら、世代が1世代異なるということ。
そして気になるのはその性能の違い。
以下は今回の投稿者が性能差を説明するために投稿していたもので、同じタイプのUFS 3.1が使われているiQOOO 9のプロモ画像の一部。
そして2世代目のUFS 3.1と比較すると3世代目はストレージのシーケンシャルの書込みスピードが86%、ランダムの書込みスピードが42%向上している、とのこと。
ストレージの処理速度がベンチマークスコアにどの程度影響を与えるのかは不明ですが、一般的には体感性能に影響を与えるはランダムの書込み・読込みといわれおり、これが42%の書込み速度差、というのは結構大きいような気がします。
なお、Galaxy S22シリーズの公式ページ上にはいずれもUFS 3.1と記載されているだけで、世代までは表記されていません。よって、S22/S22+とS22 Ultraの隠れたスペックの違い、ということになりそうですね。
ソース:Weibo
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