Googleの最新Android OS、Android 12。
国内でも海外でも2021年のフラッグシップモデルに関してはほぼすべての機種にアップデートが完了した、という印象で、残るは2020年以前のハイエンド+ミッドレンジからエントリーモデルの一部という感じです。
OSアップデートは一昔前ほど大きな注目を集めることはなくなりましたが、それでも多くのユーザーにとっては楽しみの一つ。
そんな中、ここ数年、最新OSがアップデートされた機種やメーカー、そしてその日付などをトラッキングしているAndroid AuthorityがAndroid 12アップデートの早かったメーカーとその機種をランキング形式で発表していました。
Android 12アップデート・スピード・ランキング
1位:Samsung
Galaxy S21シリーズ
アップデート提供日:2021年11月15日
OSリリースからの日数:41日
2位:Oppo
Oppo Find X3 Pro
アップデート提供日:2021年12月1日
OSリリースからの日数:57日
3位:OnePlus
OnePlus 9/9 Pro
アップデート提供日:2021年12月7日
OSリリースからの日数:63日
4位:HMD (Nokia)
Nokia X20
アップデート提供日:2021年12月16日
OSリリースからの日数:70日
5位:Vivo
Vivo X60/60 Pro
アップデート提供日:2021年12月22日
OSリリースからの日数:76日
6位:Sony
Xperia 1 III/5 III
アップデート提供日:2022年1月10日
OSリリースからの日数:96日
7位:Xiaomi
Xiaomi Mi 11 Pro/Ultra
アップデート提供日:2022年1月18日
OSリリースからの日数:104日
8位:Motorola
Moto G Pro
アップデート提供日:2022年2月9日
OSリリースからの日数:125日
9位:LG
LG Velvet
アップデート提供日:2022年3月22日
OSリリースからの日数:162日
10位:Realme
Realme GT Master Edition
アップデート提供日:2022年3月22日
OSリリースからの日数:168日
ご覧のように、Pixelを除いたAndroid 12アップデートが一番早かったのはサムスンのGalaxy S21シリーズでした。
過去の例からすると、GalaxyのOSアップデートは他メーカーと比べて遅くはありませんが、それほど速いという印象もなかったので、これはちょっと意外。
Xperiaは定位置
ちなみに以下は1世代前、Android 11アップデートが早かったメーカーのランキング
- 1位:Oneplus
- 2位:Oppo
- 3位:Xiaomi
- 4位:Realme
- 5位:Samsung
- 6位:SONY
- 7位:ASUS
- 8位:LG
- 9位:Motorola
- 10位:HDM
ご覧のように、Android 11では1位~4位までが中国メーカーに占められていました。
ただ、Oppo/Oneplusが上位に位置しているのはAndroid 12もAndroid 11も同じです。
また、ソニーのXperiaに関してはAndrid 11でもAndroid 12でも6位と順位は変わっておらず、遅くも早くもない、というのが定位置な感じ。
一方、Xperia 1 II向けのAndroid 11アップデートは2020年12月に提供されており、そういった意味ではXperia向けのAndroid 12アップデートは遅めでした。
ただ、Xperiaに限らず、Android 12アップデートはAndroid 11よりも遅めという印象。
Googleや各メーカー、そしてチップメーカーなどはAndroidスマートフォンの最新アップデート提供を迅速化するためにいろいろと努力はしているようですが、やはり一筋縄ではいかないようですね。
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