シャープのAQUOSシリーズスマートフォンに少し不思議な未発表モデルが存在することが判明しました。
以下は電気通信端末機器審査協会(JATE)の認定・認証通過情報で、この中に2月21日付でSH-ML17というシャープ製スマートフォンが掲載されています。
これが未発表AQUOSであることは間違いなさそうですが、興味深いのはその型番。
AQUOS sense5GのSIMフリー版の型番はSH-M17なので、SH-LM17はその派生モデルと言う可能性が高そう。
ただ、「L」が何を意味するのかは不明で、ひょっとすると「Lite」、つまりこのモデルはAQUOS sense5Gの廉価版モデルという可能性もありそうです。
ただ、AQUOS sense5G自体、メモリは4GBなどぎりぎりまでスペックは削っているという印象なので、ひょっとするとチップセットをSnapdragon 480などにダウングレードするのかもしれませんね。
一方、AQUOS sense5Gは1年以上前にリリースされたモデルで、昨年夏ごろから発熱が原因と思われる再起動ループやWi-Fi利用不能の不具合が多発。
基板交換などによる修理対応報告が多数上がったAQUOSの中でも黒歴史の一つと言われています。
このモデルに派生機種を加える、というのは正直その意図がわかりません。
AQUOS sense6にも派生モデル
ちなみに未発表の新型AQUOSとしては数日前に同一ハードウェアでFCCを通過、auと楽天モバイルからリリースが確実なSHG07およびSH-M19sという型番が見つかっています。
このモデルについては楽天版AQUOS sense6 SH-M19という型番に「s」が付いたものであることからAQUOS sense6の派生モデル、おそらくコンパクトモデルである可能性が高そうです。
これまでのパターンではミッドレンジの新型AQUOS senseは秋~冬のリリースですが、今年はそれまでのつなぎとして既存モデルの派生機種を展開、という戦略なのかもしれませんね。
ソース:JATE
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