
PlayStation Storeで開催中のブラックフライデーセールにおいて、同じPS5向けゲームでもユーザーによって割引価格が異なる現象が確認されています。ソニーが実験的に導入しているとされるダイナミックプライシングの影響とみられ、複数のファーストパーティタイトルで最大約5ドルの価格差が報告されています。
今回の情報は、ゲームのセール価格を調査している海外のSNSアカウントCheap Ass Gamerが公開したもので、Sony側から正式な説明はありません。
Astro BotやDeath Stranding 2で約5ドルの価格差
今回、価格差が確認されたとされるのは、以下の3タイトルです。
- Astro Bot
- Death Stranding 2: ON THE BEACH
- Horizon Forbidden West Complete Edition
Cheap Ass Gamerの投稿によると、例えばAstro Botはアカウントによって33.59ドルまたは39.59ドルで表示されるケースが確認されています。
また、Death Stranding 2: ON THE BEACHについても、34.29ドルと39.89ドルという異なる価格が表示される事例が報告されています。
いずれも同じゲームのセール価格でありながら、購入するユーザーによって数ドルの差が生じていることになります。
PS Storeのダイナミックプライシング実験が影響か
今回の価格差は、ソニーがPlayStation Storeで試験的に導入しているとされるダイナミックプライシングによるものとみられています。
ダイナミックプライシングとは、ユーザーや市場の状況などに応じて販売価格を変動させる仕組みです。
PlayStation Storeでは以前から、一部のユーザーに異なる価格が表示される事例が報告されており、ソニーがこの仕組みを実験しているのではないかとの指摘が出ていました。
さらに2026年10月には、ソニーの求人情報に「Intelligent Pricing」に関連する職種が掲載されたことで、同社が価格最適化の取り組みを本格化させるのではないかとの懸念も再燃しています。
同じゲームなのに割引額が異なることへの批判
今回の価格差について、PlayStationユーザーからは批判的な意見も出ています。
特に問題視されているのは、同じゲームを購入する場合でも、ユーザーによって割引価格が異なる理由が明確に説明されていない点です。
通常のセールでは、同一地域のユーザーであれば基本的に同じ割引価格が適用されることが期待されます。しかし、ダイナミックプライシングが導入されれば、同じタイミングで購入してもユーザーごとに支払額が異なる可能性があります。
現時点では、ソニーはこの価格設定の実験について公式に説明していません。また、今回確認された価格差がどのような条件で発生しているのかも不明です。
ブラックフライデーという大規模セールのタイミングで、PS5向けファーストパーティタイトルにも価格差が確認されたことで、PlayStation Storeの販売価格を巡る議論がさらに広がりそうです。
