
Nothingが2027年に発売するスマートフォンの機種数を、2026年の2倍以上に増やす計画であることが明らかになりました。同社のインド法人トップで共同創業者でもあるAkis Evangelidis氏が明らかにしたもので、インドでは発売前の製品をコミュニティメンバーに公開し、意見を募る取り組みも予定されています。
2027年は6機種以上を投入する可能性
Nothingは2026年、スマートフォンを3機種投入しました。一方、フラッグシップモデルの新製品や、廉価ブランドCMFのスマートフォンは登場していません。
これに対してEvangelidis氏は、2027年には今年の2倍を超える数のスマートフォンを発売すると説明しています。
2026年の発売機種数が3機種だったことを踏まえると、2027年は少なくとも6機種を超える製品が登場する可能性があります。
ただし、現時点では具体的な製品名や発表時期は明らかにされていません。フラッグシップモデルやCMFシリーズが復活するかどうかについても、正式な説明はありません。
インドで2027年モデルを先行公開するプログラムを実施
Nothingは製品投入の拡大に加え、ユーザーコミュニティとの共同開発にも力を入れるようです。
Evangelidis氏は、インドのデリーにあるNothingの本社で「Co-creation Program」を開催すると発表しました。このプログラムでは、選ばれたコミュニティメンバーが2027年発売予定の端末を発売前に確認し、Nothingにフィードバックを提供できるとのことです。
参加枠には限りがあり、Nothing Communityの公式サイトから応募できます。
新製品を一般公開する前にユーザーの意見を取り入れることで、デザインや機能、使い勝手などの改善につなげる狙いがあると考えられます。
2026年に新型フラッグシップやCMFが登場しなかった理由
Nothingが2026年に製品投入を抑えていた背景には、部品価格の高騰があります。
Carl Pei CEOは以前、RAMやストレージなどの部品価格が急激に上昇していることを理由に、2026年はフラッグシップモデルを発売しない方針を説明していました。CMFシリーズも同様の理由から、今年は新製品の投入を見送っています。
その結果、2026年はミドルレンジやエントリークラスを中心とした製品展開となりました。
一方、2027年に発売機種数を2倍以上に増やすという計画は、メモリ価格の高騰が続く中では大胆な判断ともいえます。部品価格が落ち着くと見込んでいるのか、それとも価格帯を広げて幅広いユーザーを取り込む戦略なのかは分かっていません。
Phone (3)の後継機やCMFシリーズ復活にも期待
具体的な製品構成は未発表ですが、Smartprixは既存の製品ラインアップや更新サイクルを踏まえ、2027年の展開を予想しています。
同メディアが挙げているのは、Phone (3)の後継となるフラッグシップモデル、Phone (4a)シリーズの後継機、手頃な価格帯を担う「b」シリーズの新モデル、そしてCMFシリーズのスマートフォンです。
ただし、これらは同メディアによる予想であり、Nothingが発売を認めた製品ではありません。次期フラッグシップの名称がPhone (4)になるのかPhone (5)になるのかも不明です。
2026年は部品価格の高騰を受けて新製品投入を抑えていたNothingですが、2027年は一転してラインアップを大幅に拡充する方針のようです。特に、しばらく新型が登場していないフラッグシップとCMFシリーズが復活するのか、今後の発表に注目が集まります。
