Google Chromeの検索ショートカット「Ctrl+F」が改善へ 大文字・小文字の区別と表示範囲外へのジャンプに対応か

Googleが、Chromeのページ内検索機能(Ctrl+F)に2つの新機能を追加するテストを進めています。大文字と小文字を区別する検索オプションに加え、画面内に表示されている検索結果を飛ばして、次の該当箇所へ移動できるナビゲーション機能が導入される見込みです。

いずれもChrome Canaryのデスクトップ版で確認された実験的な機能で、正式版への導入時期はまだ明らかになっていません。

大文字と小文字を区別する検索オプション

今回追加が確認された機能の一つが、検索バーに表示される「Match Case」というボタンです。

現在のChromeのページ内検索では、基本的に大文字と小文字を区別しません。例えば、特定のブランド名や略称を大文字で検索しても、同じ文字列を含む小文字の単語まで検索結果に表示されます。

一般的な文章を探す場合には便利ですが、固有名詞や略称を正確に探したいときには、関係のない検索結果まで大量に表示されてしまうことがあります。

新しいオプションを有効にすれば、大文字と小文字を区別した検索が可能になります。特定の表記だけを探したい場合に、検索結果を絞り込みやすくなりそうです。

画面内の検索結果を飛ばして次の該当箇所へ移動

もう一つの変更は、検索結果を移動する矢印ボタンの追加です。

現在は検索バーの上下矢印をクリックすると、ページ内の検索結果を一つずつ順番に移動します。そのため、画面内に同じ単語が何度も表示されている場合でも、該当箇所を一つずつ通過しなければなりません。

今回テストされているのは、「Previous Outside View」と「Next Outside View」という2つのボタンです。

これらを使うと、現在画面に表示されている検索結果をまとめて飛ばし、表示範囲外にある次の該当箇所へ直接移動できます。

長いニュース記事や技術文書、研究論文などを読む際には、同じ単語が集中している部分を何度もクリックせずに済むため、検索結果を効率よく確認できるようになります。

正式版への導入時期は未定

これらの機能は、Chrome Canaryのデスクトップ版でテストされている段階です。Xでブラウザーの新機能を調査しているLeopeva64氏が、初期ビルドで変更を発見したと報告しています。

Googleから正式な発表はなく、一般向けの安定版Chromeにいつ導入されるのかは分かっていません。

AI関連の新機能が注目されがちな一方で、ページ内検索のように日常的に使う基本機能の改善も、ブラウザーの使い勝手を大きく左右します。今回の変更が正式版に採用されれば、長いWebページを読む機会が多いユーザーにとって、地味ながら便利なアップデートになりそうです。

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