ここ最近、複数のAndroidユーザーからBluetoothが異常にバッテリーを消費している、という報告を見かけます。
Bluetooth機器は接続していればその分多くバッテリーを消費するのですが、どうもBluetooth機器を何もつないでいなくてもBluetoothがオンになっていると電池の減りが異常に速い、という症状が多発。
この件、不思議に思っていたのですが、どうやらその原因が「COCOA – 新型コロナウイルス接触確認アプリ」のBluetooth接続であることが判明しました。
電池使用量でアプリの名前が出ればよいのですが、Bluetoothとだけ表示されるのが厄介なところ。
そのため、原因となっているアプリをなかなか特定できない方もいる模様です。
また、同様の報告はiOS/iPhoneユーザーからも上がっており、こちらの場合は「接触通知」が異常なバッテリーを消費していると表示されます。
ただ、いずれのケースでもBluetoothをオフにすればバッテリー異常消費は収まるとのこと。
一方、BTをオフにすると万が一に感染者と接触があった際の記録がとられないため、当然通知は来なくなります。
オミクロン感染者急増が一因?
ちなみにこのCOCOAのBluetooth接続によるバッテリー異常消費は今月の中ごろから急増しているという印象。
この手の問題の多くはアプリの最新アップデートがトリガーとなっている場合が多いのですが、同アプリに最後にアップデートが提供されたのはAndroid版もiOS版も昨年11月末。
よって、今回の件に関していえばアプリのアップデートで何らかの不具合が新たに発生した、というわけではなさそうで、その他に原因がありそう。
一方、新型コロナのオミクロン株の拡大が顕著になり、陽性者数が一気に増えだしたのが今月中旬。
このアプリの仕組みを完全に理解しているわけではないのであくまで推測ですが、ひょっとして感染者急増によりアプリ/Bluetoothの使用頻度がアップ。その結果、バッテリーを以前よりも多く消費している、なんてこともあるのでしょうか?
この件について、詳しい方からのご説明、お待ちしています。
なお、この一応、人の命に係わる可能性もある事なので、当サイトとしてCOCOAをアンインストールしたりBluetoothをオフにしたり、ということをお勧めはしません。
ただ、同アプリのBluetooth接続がAndroid、iPhoneの両方でバッテリー異常消費の一因となっていることは間違いなさそうなので、自己責任で判断をお願いします。
コメント
記事を書かれる側としては無責任では?
たしか原因はすかいらーくのアプリだとなっていましたが。