
Microsoftは、コンパクトなSurfaceシリーズの新モデルとしてSurface Pro 12インチ(第2世代)とSurface Laptop 13インチ(第2世代)を発表しました。いずれもQualcommのSnapdragon X2 Plusを搭載し、ディスプレイの明るさやバッテリー駆動時間を改善しています。Surface Pro 12インチでは、法人向けに5G対応モデルも用意されます。
両モデルとも10月13日に発売予定で、米国価格はSurface Pro 12インチが1,149ドルから、Surface Laptop 13インチが1,199ドルからとなっています。
Snapdragon X2 Plusを採用
新モデルの最大の変更点は、プロセッサーをSnapdragon X2 Plusへ刷新したことです。6コア構成のSoCに加え、Qualcomm Hexagon NPUを搭載し、AI処理性能は80 TOPSとされています。
メモリは16GBまたは24GBのLPDDR5x RAM、ストレージは256GBまたは512GBを選択できます。従来モデルには8GB RAMの構成もありましたが、今回はエントリー構成でも16GB RAMが標準となりました。
その影響もあり、Surface Pro 12インチは1,149ドルから、Surface Laptop 13インチは1,199ドルからと、前世代よりスタート価格が高くなっています。
画面は最大500ニトに明るく

ディスプレイも強化されています。両モデルとも最大500ニトの輝度に対応し、屋外や日差しの強い環境でも画面を確認しやすくなりました。
Surface Pro 12インチは、2,196×1,464ピクセルの12インチPixelSense LCDを搭載し、最大90Hzのリフレッシュレートに対応します。一方、Surface Laptop 13インチは1,920×1,280ピクセルの13インチPixelSenseディスプレイで、リフレッシュレートは最大60Hzです。
どちらもAdaptive Color/Contrastに対応し、表示環境に応じて色やコントラストを調整できます。
バッテリー駆動時間も大幅に拡大
Microsoftはバッテリー性能についてもアピールしています。
Surface Pro 12インチは、ローカル動画再生で最大15.5時間、アクティブなWeb利用で最大13時間。Surface Laptop 13インチはさらに長く、ローカル動画再生で最大22.5時間、Web利用で最大18時間としています。
本体重量はSurface Pro 12インチが約0.69kg、Surface Laptop 13インチが約1.23kgです。いずれも基本的なデザインは前世代を踏襲しており、外観を大きく変えるのではなく、内部の性能や使い勝手を強化したモデルとなっています。
Surface Proには5Gモデルも登場
Surface Pro 12インチでは、5G通信に対応する構成も用意されます。ただし、5Gモデルは法人向けとなっており、価格や詳しい構成については現時点で明らかにされていません。
また、Surface Pro 12インチには新しいWindowsアプリ「Microsoft Ink Canvas」がプリインストールされます。
ペン入力を中心としたアプリで、キャンバス上へのスケッチや注釈の追加に加え、AIを利用した画像生成やテキストの要約などにも対応します。Microsoft Storeからの配信も10月13日に開始される予定です。
Surface Mouseも約10年ぶりに刷新
新しいSurface PCとともに、Surface Mouseも発表されました。
新モデルはブラックとプラチナの2色展開で、ハプティクス機能を内蔵するほか、ユーザーが用途に応じて割り当てを変更できるアクションボタンも搭載しています。
Surface Mouseが登場してから約10年が経過しており、今回が初めての大きな刷新となります。
新しいSurface Pro 12インチとSurface Laptop 13インチは、Snapdragon X2 Plusによる性能向上だけでなく、500ニトの明るいディスプレイや長時間のバッテリー駆動、AI機能などを盛り込んだモデルです。一方で、8GB RAM構成がなくなったことで、エントリーモデルの価格は1,000ドルを超えました。新モデルは10月13日からMicrosoft StoreやBest Buy、Amazonなどで販売される予定です。


