
X上で「ソニーがまもなくPS6に関する重大発表を行う」との噂が一気に拡散しました。しかし、その発端となった投稿は、実は長年活動しているコメディグループによるジョークでした。さらに、その後公開された架空のPS6紹介動画まで本物のリークと受け取られ、多くのユーザーやゲーム系アカウントが騒然となる事態になりました。
発端はMega64の意味深な投稿
今回の騒動が始まったのは9月7日です。ゲーム関連のコメディグループであるMega64がXに、ソニーが翌日に「INSANE」な発表を行う可能性があるとして、午前10時(米国太平洋時間)ごろに注目するよう呼びかけました。

この投稿は瞬く間に拡散され、数百件の返信が寄せられたほか、数万人規模のフォロワーを持つゲーム系アカウントや、一部のニュースサイトまでが情報を取り上げました。
ところがMega64は、数十年にわたって活動してきたコメディグループです。今回の投稿も実際にはPS6に関するリークではなく、同グループが仕掛けたジョークでした。
架空のPS6を本物らしく映像化
その後Mega64は、PS6のハードウェアを紹介する体裁のYouTube動画も公開しました。
動画では、ソニーがPlayStation向けのディスク製造を終了するという最近の動きをネタにしながら、架空のゲーム機を紹介しています。映像には「物理的なコンソールはない。物理的な制限もない」といったメッセージが表示され、いかにも次世代PlayStationの発表映像らしい仕上がりになっています。
しかし、当然ながらこれは実際のPS6ではありません。
今回の騒動で特に注目されるのは、単なる冗談だった投稿が、ゲーム系SNSアカウントや情報サイトを経由するうちに、実際のリーク情報として扱われてしまったことです。
SNSで広がる噂には注意が必要
Mega64のXプロフィールやYouTubeチャンネルを確認すれば、同グループが普段からゲームを題材にしたジョークやコメディ動画を投稿していることは容易に分かります。それでも、投稿をそのまま信じてしまうユーザーが相次ぎ、最終的には多くの「リーカー」を名乗るアカウントが情報を拡散する結果となりました。
その後、関連する投稿の一部は削除されています。
今回の一件は、PS6の新情報が出たというニュースではありません。それ以上に、SNS上では発信元を確認しないまま噂が拡散され、短時間で本物の情報として定着してしまうことを改めて示す出来事となりました。


