サムスンの2022年版ミッドレンジ「ど真ん中」モデル、Galaxy A53 5G。
まだ正式には未発表のモデルですが、台数的はおそらく主力モデルとなり、国内でもリリースが期待されています。
そんなGalaxy A53 5Gですが、今回Geekbench上でのベンチマークが発見。
ただ、その性能については少し残念なものになりそうです。
SM-A536BはGalaxy A53のもので、Motherboardは「s5e8825」とあります。
これは未発表のサムスンの最新ミッドレンジ向けチップ、Exynos 1200のもの。
同モデルについては少し前に中国のTENAAも通過していますが、今回気になるのはそのスコア。
マルチコアのスコアで1865ポイントとなっており、他のスコアをみても良いもので1900ポイント程度。
一方、昨年国内でもドコモからリリースされたSnapdragon 750搭載の前モデル、Galaxy A52 5Gのスコアはというと:
マルチコアのスコアの平均は1800ポイント前後で、Exynos1200搭載のA53 5Gとほとんど変わらない、ということに。
つまり、このGalaxy A53 5Gの性能は他に別のSoCを搭載したバージョンでも存在しない限り、ベンチマーク上の性能では前モデルのGalaxy A52 5Gからほとんど進化はない、ということになります。
ちなみに昨年のGalaxy A52にはSD778G搭載のアップグレードモデル、A52sも存在し、こちらのベンチマーク上の性能はマルチコアで2700~2800ポイントといったところ。
よって、今回のGalaxy A53 5Gは上位モデルとは言え、前世代モデルに劣る性能、ということになります。
ソース:Geekbench
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