
ソフトバンクおよびauは、FCNT製スマートフォン「arrows We2」を対象としたソフトウェアアップデートを順次開始しました。今回のアップデートでは、ソフトバンク版で2026年4月末に発生した通信関連の不具合について、改善が行われています。au版については案内上、具体的な不具合修正への言及はありませんが、同一のファームウェアが提供されていることから、同様の問題が改善されている可能性があります。
圏外や「!」マーク、発着信・データ通信の不具合を改善
ソフトバンク版arrows We2では、今回のアップデートで「2026年4月末発生事象の改善」が明記されています。
具体的には、端末が突然「圏外」になったり、アンテナ表示に「!」マークが表示されたりする問題に加え、電話の発着信ができない、モバイルデータ通信が利用できないといった通信関連の不具合が改善されます。
arrows We2を利用していて、これらの症状が発生したことがあるユーザーにとっては、今回のアップデートは特に重要な内容といえそうです。
また、通信関連の修正に加えて、セキュリティの向上も実施されています。このほかにも、端末をより快適に利用するための更新が含まれています。
ソフトバンク版の更新開始日は2026年8月17日から順次で、更新後のビルド番号は「V54RS51B」です。
au版も同じビルド番号に更新
一方、au版arrows We2については、2026年8月18日からアップデートが順次提供されています。
auの案内では「セキュリティ機能の改善」とされていますが、更新後のビルド番号は「V54RK51B」となっています。
ソフトバンク版の「V54RS51B」とは末尾などが異なるものの、今回のアップデート内容として示されているソフトウェアの世代は同じです。
特に、ソフトバンク版で明記されている2026年4月末の通信障害・不具合への対応について、au版の案内では具体的な記載がないため断定はできません。ただ、同時期に同じarrows We2向けとして提供されるアップデートであることを考えると、au版についても関連する通信部分の改善が含まれている可能性は十分にありそうです。
なお、arrows We2は2024年8月に発売されたモデルで、現在はAndroid 16が提供されています。
アップデートは設定画面から実行可能
アップデートは、アプリ一覧から「設定」→「システム」→「システムアップデート」と進み、「アップデートを確認」を選択することで実施できます。
ソフトウェア更新には最大20分程度かかる場合があります。更新中は電話の発着信を含む端末の各機能が利用できず、110番、118番、119番といった緊急通報も利用できません。
また、更新中に電池切れや電源オフが発生すると故障につながる可能性があるため、十分に充電した状態で、電波状態の良い場所で実施することが推奨されています。
特に今回のアップデートは、単なるセキュリティ更新にとどまらず、ソフトバンク版では圏外や通話・データ通信ができなくなる重要な不具合への対応が明記されています。arrows We2を利用しているユーザーは、アップデートが配信されているか確認しておいたほうがよさそうです。
