
Googleは8月17日、Pixel 6およびPixel 6 Pro向けにAndroid 17 QPR1 Beta 9の配信を開始しました。今回のアップデートは複数の不具合を修正する内容となっていますが、Pixel 6シリーズにとっては大きな意味を持つアップデートです。Googleによると、今回のBeta 9がPixel 6とPixel 6 Proに提供される最後のベータ版となります。
Pixel 6シリーズは2021年に発売され、現在では発売から約5年が経過しています。GoogleはPixel 8シリーズからOSアップデートやFeature Drop、セキュリティアップデートを含めて7年間の長期サポートを打ち出しており、Pixel 6世代はその新しいサポート方針の対象外となっています。
Circle to Search後にアプリを切り替えられない問題を修正
Android 17 QPR1 Beta 9では、Pixel 6シリーズを含む対象端末で発生していた複数の不具合が修正されています。
なかでも注目されるのが、Circle to Searchを利用した後、画面下部のジェスチャーバーを左右にスワイプしてアプリを切り替えられなくなる問題です。今回のアップデートで、この問題が修正されました。
また、端末が20~30秒おきに再起動を繰り返すブートループの問題にも対処しています。さらに、メディア再生中や通知を操作している際に突然大きな音が鳴る問題や、アプリを起動した際にタスクバーのアイコンが消えてしまう問題なども修正されています。
いずれも新機能を追加するような派手な変更ではありませんが、スマートフォンを普段どおり使ううえでは重要な修正といえます。
Pixel 6シリーズは9月の正式版が最後の区切りに
今回のBeta 9はPixel 6とPixel 6 Proにとって最後のベータ版となるため、現在ベータプログラムに参加しているユーザーは、9月にAndroid 17 QPR1の安定版が配信された後、ベータプログラムから正式に離脱できる見込みです。
つまり、Pixel 6シリーズでは今回のBeta 9が最後のテスト版となり、その後は安定版への移行が一つの区切りとなります。
GoogleはPixel 8シリーズ以降、アップデート期間を大幅に延長し、OSアップデートやFeature Drop、セキュリティアップデートを含めて7年間のサポートを提供しています。この方針によって、Pixelシリーズは長期間使い続けやすいスマートフォンへと変化しました。
一方、Pixel 6とPixel 6 Proはそれ以前のサポート期間が適用されるため、今後のソフトウェアアップデートについては大きな制約が出てきます。
今回のBeta 9は、Pixel 6シリーズのソフトウェアサポートが終盤に入ったことを改めて示すアップデートともいえそうです。Pixel 6やPixel 6 Proを現在も利用しているユーザーは、今回のアップデートを適用したうえで、9月に予定されるAndroid 17 QPR1の正式版を最後の大きな節目として迎えることになりそうです。


