フィーチャーフォンはまだ健在? 調査で約3割が現在も利用と判明

スマートフォンが生活必需品となった現在でも、従来型の携帯電話であるフィーチャーフォンを使い続ける人は少なくないようです。海外メディアGSMArenaが実施したアンケートによると、回答者の約3分の1がフィーチャーフォンを現在も利用していることが分かりました。

一時的な利用だけでなく、メイン端末として使っている人もおり、スマートフォン一辺倒とは言えない実態が浮かび上がっています。

約3割がフィーチャーフォンを利用

今回のアンケートでは、フィーチャーフォンを時々利用している人や、日常的に使っている人が全体の約3分の1を占めました。

中には、スマートフォンを持たず、フィーチャーフォンのみで生活しているという回答もあったほか、将来的にスマートフォンから乗り換えることを検討している人も一定数いたようです。

一方で、多くの人はスマートフォンから完全に離れることは難しいと考えており、一度フィーチャーフォンに戻ったものの、利便性の面から再びスマートフォンへ戻ったというケースも見られました。

スマホが必須となっている国やサービスも

現在では、家族や仕事相手とのメッセージのやり取りに加え、ネットバンキングや二段階認証、キャッシュレス決済など、スマートフォンが前提となっているサービスが増えています。

特に一部の国や地域では、行政サービスや金融機関の認証にスマートフォンが必要な場合も多く、スマートフォンなしで生活することは難しくなっています。

日本でも、銀行アプリやQRコード決済、各種会員証アプリの普及が進んでいるため、スマートフォンが生活インフラの一部になりつつあります。

それでも、通話やSMSが中心の利用であれば、フィーチャーフォンだけで十分という人も一定数存在するようです。

フィーチャーフォンを選ぶ理由とは

アンケートによると、フィーチャーフォンを利用する理由として最も多かったのは「2台目の端末」としての活用でした。

近年はデュアルSIM対応スマートフォンも増えていますが、仕事用とプライベート用を完全に分けたい場合や、予備端末として持ち歩きたい場合には、別の端末を用意するほうが便利という意見があるようです。

また、「必要最低限の機能だけで十分」というシンプルさを理由に挙げる人も多く見られました。

さらに、プライバシー保護を重視する人からは、スマートフォンのアプリが大量の個人データを収集することへの懸念も挙がっています。機能が限定されたフィーチャーフォンは、情報収集のリスクを抑えやすいという見方もあるようです。

デジタル依存対策としても注目

近年では、SNSや動画サービスへの依存を減らす目的で、あえてフィーチャーフォンを選ぶ人も増えています。

実際、一部の最新フィーチャーフォンは「デジタルデトックス」を目的として販売されており、インターネット機能やアプリを制限することが特徴になっています。

価格の安さや長時間のバッテリー駆動、独特のデザインを魅力として挙げる人もいましたが、全体としては「必要な機能だけを使いたい」「スマホとの距離感を見直したい」といった理由が中心となっているようです。

スマートフォンが主流となった現在でも、フィーチャーフォンには一定の需要が残っています。大手メーカーの多くは市場から撤退していますが、小規模メーカーを中心に新製品が登場しており、今後もニッチな市場として存続していく可能性は高そうです。

ソース

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