2022年の新型Xperiaと思われるスマートフォンが米国のFCC認証を通過したことが確認されました。
FCC IDは「PY7-15465A」で2022年モデルと思われるXperiaのFCC認証通過が確認されたのは今回が初めて。
毎度のことながら、認証通過情報から分かるスペック情報などはほとんどありませんが、少なくともWi-Fiがaxに非対応であることからXperia 1 IVや5 IVといったハイエンドである可能性はほぼ皆無。
よって、タイミング的にはXperia 10 IVやそれより低スペックのエントリーモデルという可能性が高そうです。
また、認証取得しているLTEバンドが2つだけ、という点からすると米国版ではなく日本版モデルの可能性も高そう。
一方、少し不思議なのはこのモデルがFM Receiiverとしても認証を受けている、という点。
過去にもFMレシーバーを搭載していたXperia、というは複数ありますが、ざっと見た限り、過去にFCCを通過したXperiaで「FM Receiver付き」で認証を受けたモデルはありません。
これは米国で展開されてきたXperiaでは基本的にFMラジオが非搭載なのである意味当たり前です。
ちなみに昨年のXperia III世代の場合、国内モデルはXperia 1 IIIやXpria 5 IIIはFMラジオ非搭載ですが、Xperia 10 IIIは搭載。
一方、MVNOが取り扱うSIMフリー版のXperia 10 III Liteには非搭載です。
また、Xperiaでは過去にも同一モデルでキャリアやSIMロック/フリー版の違いでFMラジオの搭載有無が分かれていたことが何度かあります。
ただ、基本的にはすべてのXperiaにFMレシーバー自体は搭載されており、有効化されているか無効化されているかの違いとも言われています。
一方、過去に日本でFMラジオ搭載でリリースされた機種でFCC通過したモデルでFMレシーバーの認証を取得している機種はないはず。
仮にこのモデルが国内向けXperiaだとして、なぜ今回だけ米国のFCC認証通過でFMレシーバーの認証も取得しているのか、という点は謎です。
ソース: FCC
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