
スマートフォンメーカーのTecnoは、ディスプレイのベゼルを「0mm」にした新たなコンセプトスマートフォンを発表しました。
「Next-Gen Borderless Concept Phone」と名付けられた試作機で、同社は画面の四辺すべてでベゼルをなくした「真のベゼルレスディスプレイ」を実現したとアピールしています。実機は2026年9月にドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2026」で初公開される予定です。
独自技術でベゼル幅0mmを実現

Tecnoによると、このコンセプトモデルでは高度な内部構造の積層技術や、新しいディスプレイ実装技術、さらに本体構造の見直しを組み合わせることで、0mmベゼルを実現したとしています。
現時点では具体的な技術的な仕組みは明らかにされていませんが、IFA 2026で詳細が公開される見込みです。
これまでにもベゼルを極限まで細くしたスマートフォンは数多く登場していますが、四辺すべてでベゼルを完全になくす試みは非常に珍しく、実現すれば大きな注目を集めそうです。
画面いっぱいに広がる没入感をアピール

Tecnoは、この0mmベゼルによって画面が本体の端まで広がる「エッジ・ツー・エッジ」の表示を実現し、これまで以上に没入感の高い映像体験を提供できると説明しています。
公開された画像を見る限り、ディスプレイの周囲にはほとんど境界が確認できず、一般的なスマートフォンとは大きく異なる印象を受けます。
一方で、フロントカメラについては画面内蔵ではなく、パンチホール方式を採用していることも確認されています。
iPhone 17 Proとの比較画像も公開
Tecnoは今回の発表にあわせて、自社のコンセプトモデルとiPhone 17 Proを並べた比較画像も公開しました。
画像では、iPhone 17 Proと比べてもベゼルの細さが際立っており、同社が新技術を強くアピールしていることがうかがえます。
もちろん、現時点ではあくまでもコンセプトモデルであり、実際の製品化に向けては耐久性や製造コストなど、解決すべき課題も残されていると考えられます。
将来の市販モデルへの採用にも期待
今回発表された技術はコンセプトモデル向けのものですが、Tecnoは将来的に市販スマートフォンへ展開する可能性も示唆しています。
もし量産化に成功すれば、今後のTecno製スマートフォンはもちろん、スマートフォン業界全体のデザインにも大きな影響を与えるかもしれません。
9月のIFA 2026では、この0mmベゼルを実現した仕組みや実機の完成度など、さらなる詳細が明らかになることが期待されます。


