
ソニーの2026年のファーストパーティタイトルの中で、『Ghost of Yotei』が圧倒的な存在感を示しているようです。市場分析会社Alinea Analyticsの最新レポートによると、本作の累計販売本数は500万本に迫っており、2026年のPlayStation Studios作品の売上を支える中心的なタイトルになっていると報告されています。
発売から時間が経過した現在も販売ペースは堅調で、2026年に入ってからだけでも約110万本を販売したと推定されています。
2026年のPSファーストパーティ作品を支える主力タイトルに
2026年のPlayStation向けファーストパーティ作品としては、『Marathon』や『Saros』といった注目作も投入されました。しかし、評価面では一定の支持を得たものの、販売面では期待されたほどの成果を残せていないとの見方が強まっています。

特に『Marathon』については発売後から苦戦が伝えられており、『Saros』についても収益面で厳しい状況にあるとの分析が出ています。その結果、『Ghost of Yotei』がPlayStation Studios作品全体の売上を支える構図になっているようです。

年初の時点では、ここまで長期間にわたって本作が収益面でトップを維持するとの予想は多くありませんでした。しかし2026年前半を振り返ると、『Ghost of Yotei』が事実上の主力タイトルとして機能している状況が浮かび上がっています。
『グランツーリスモ7』も根強い人気を維持
一方で、長期的な販売実績という点では『Gran Turismo 7』も引き続き存在感を示しています。
2022年発売のタイトルでありながら、2026年に入ってからも高い販売本数を維持しており、『MLB The Show 26』を上回るペースで売れているとされています。シリーズ伝統のロングセラーぶりを改めて証明した格好です。
また、販売本数ランキングでは『Marvel’s Spider-Man 2』や『Astro Bot』も上位に位置しており、PlayStationの既存タイトル群が引き続き安定した収益源になっていることがうかがえます。
『Ghost of Tsushima』より売上高は上回る可能性
興味深いのは、『Ghost of Yotei』が前作『Ghost of Tsushima』と比べると販売本数ではやや劣るものの、売上高では上回っているとみられている点です。
これは値下げを抑えた価格戦略が影響していると考えられており、発売後も比較的高い価格帯を維持していることで、1本あたりの収益性が向上している可能性があります。
今後は『Marvel’s Wolverine』にも期待
もっとも、『Ghost of Yotei』の好調だけでPlayStationのファーストパーティ戦略全体を支えるのは難しいとの見方もあります。ソニーとしては複数のヒット作を継続的に生み出すことが求められており、2026年後半には『Marvel’s Wolverine』の発売も予定されています。
ただし、秋以降は大型タイトルの発売が相次ぐ激戦期となる見込みで、『Marvel’s Wolverine』が発売直後からどこまで販売本数を伸ばせるかは未知数です。
現時点では、『Ghost of Yotei』が2026年のPlayStation Studios作品の中で最も重要なタイトルとなっていることは間違いなく、今後500万本の大台を突破できるかにも注目が集まりそうです。

