
サムスンが新たなミドルレンジスマートフォン「Galaxy A27 5G」をひっそりと発表しました。チェコ共和国の公式サイトに製品ページが公開され、主要スペックのほぼすべてが明らかになっています。
派手な発表イベントこそ行われていないものの、120Hz対応の有機ELディスプレイやSnapdragon 6 Gen 3、さらに2032年までの長期ソフトウェアサポートなど、ミドルレンジとしては非常に充実した内容となっています。
120Hz有機ELとSnapdragon 6 Gen 3を搭載
Galaxy A27 5Gは、6.7インチのFHD+ Super AMOLEDディスプレイを採用。最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、ピーク輝度は最大800ニトとなっています。
チップセットにはSnapdragon 6 Gen 3を搭載。メモリはLPDDR5X規格の6GBまたは8GB、ストレージはUFS 3.1の128GBと256GBが用意されます。
また、ハイブリッドSIMスロットを採用しており、microSDカードによる最大2TBまでのストレージ拡張にも対応。近年はmicroSD非対応のスマートフォンが増えているだけに、写真や動画を大量に保存したいユーザーにとっては嬉しい仕様と言えそうです。
OIS対応の5000万画素トリプルカメラ
カメラは、5000万画素のメインカメラを中心としたトリプル構成です。

メインカメラには光学式手ブレ補正(OIS)を搭載し、500万画素の超広角カメラと200万画素のマクロカメラを組み合わせています。インカメラは1200万画素仕様です。
動画撮影は4K/30fpsに対応しており、日常の記録用途であれば十分な性能を備えています。
ただし、超広角やマクロカメラについては控えめな画素数となっており、実際の撮影ではメインカメラが中心になる場面が多くなりそうです。
最大の魅力は2032年までの長期サポート

Galaxy A27 5Gで特に注目したいのが、ソフトウェアサポートの長さです。
OSにはAndroid 16とOne UI 8.5を標準搭載。サムスンは本機に対し、6年間のOSアップデートおよびセキュリティアップデートを提供すると案内しています。
これにより、サポート期間は2032年まで継続する見込みです。
これまで長期サポートはハイエンドモデルの特権という印象がありましたが、近年のサムスンはミドルレンジにも積極的に拡大しています。スマートフォンの買い替えサイクルが長期化する中、長く安心して使えることは大きな魅力と言えるでしょう。
防滴対応や堅牢性も確保

そのほか、5000mAhバッテリーと25W急速充電に対応。IP64等級の防滴・防塵性能やCorning Gorilla Glass Victus+も備えています。
生体認証は側面指紋認証を採用し、デュアルSIM対応の5G通信、Wi-Fi ac、Bluetooth 5.1、USB Type-Cなど、日常使いに必要な機能は一通り揃っています。
本体サイズは162.4×78.2×7.8mm、重量は約200g。カラーバリエーションはブルー、ブラック、ライトピンク、ライトグリーンの4色展開です。
なお、現時点では価格は発表されていません。ただ、公式サイトへの掲載が始まったことから、今後はチェコ以外の市場でも順次投入される可能性が高そうです。
最新の有機ELディスプレイや十分な性能に加え、2032年までの長期サポートを実現したGalaxy A27 5G。価格次第では、長く使えるミドルレンジスマートフォンの有力候補として注目を集めそうです。

