ソニー、PS5のシングルプレイ独占作はPC移植しない方針か 戦略転換の可能性

Sony Group Corporation傘下のPlayStation Studiosが、今後のシングルプレイ向け独占タイトルについて、PC向けに展開しない方針を示したと報じられています。これまで進められてきたPC移植戦略に変化が生じる可能性があり、ゲーム業界内でも注目が集まっています。

シングルプレイ作品はPC展開から除外へ

今回の情報は、PlayStation StudiosのCEOであるヘルマン・ハルスト氏が社内会議で言及した内容として伝えられています。

それによると、ストーリー重視のシングルプレイ作品については、今後PC向けにリリースしない方針が取られる可能性があるとされています。

これにより、これまでPCでもプレイ可能だった一部のPlayStation独占タイトルの扱いが変わる可能性があり、PlayStation 5中心の戦略がより強化される形となりそうです。

例外はライブサービス型タイトルか

一方で、すべてのタイトルが対象になるわけではないとみられています。

ライブサービス型やマルチプレイ中心の作品については、引き続きPC展開が行われる見込みです。これらのタイトルはユーザー数の確保が重要であり、プラットフォームを限定するメリットが少ないためと考えられます。

実際、Helldivers 2のような作品はSteamなどでも大きな成功を収めており、PC展開の重要性が示されています。

背景にあるのはPS5・PS6戦略か

今回の方針転換の背景として、次世代機PlayStation 6を見据えた戦略があるとの見方も出ています。

独占タイトルを増やすことでハードウェアの魅力を高め、コンソール販売を促進する狙いがある可能性があります。また、PC版の後発リリースによって売上が伸び悩んだ作品があることも影響していると指摘されています。

一方で、マルチプレイ作品はPCでも好調なケースが多く、タイトルごとに戦略を分ける動きが進んでいるとも考えられます。

PC展開戦略の転換点に

これまでSony Group Corporationは、子会社ニクシーズの協力なども含めてPC移植を積極的に進めてきました。しかし今回の方針が事実であれば、その流れに変化が生じることになります。

PCゲーマーにとっては、今後PlayStationのシングルプレイ大作がどの程度展開されるのかが大きな関心事となりそうです。今後の公式発表やイベントで、より具体的な戦略が示されるか注目されます。

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