
Sonyの最新フラッグシップスマートフォンSony Xperia 1 VIIIについて、実際の本体厚みが公称スペックよりもやや厚い可能性が指摘されています。リーカーによる実測値が公開され、スペック表記の測定基準にも注目が集まっています。
実測では8.59mmとの報告
Sony公式スペックでは、Xperia 1 VIIIの本体厚みは8.3mmとされています。

しかし、著名リーカーの@OnLeaksによる測定では、実際には約8.59mmだったと報告されています。差は0.29mmほどで、割合にすると約3.5%厚い計算になります。

日常使用でこの差を体感するのは難しいとみられますが、スペック上の数値を重視するユーザーにとっては気になるポイントかもしれません。
フレーム基準で測定している可能性
今回の差異については、本体構造が関係しているとみられています。
公開された画像では、Xperia 1 VIIIの前後ガラスが金属フレーム部分よりわずかに突出しているように見えます。そのため、Sony側は最も薄いフレーム部分のみを基準に厚みを測定している可能性があります。

つまり、スペック表に記載されている8.3mmは、本体全体の最大厚ではなく「最薄部」の数値である可能性が高いというわけです。
ざらつき加工が測定値に影響した可能性も
さらに、Xperia 1 VIIIでは本体表面にざらざらとした独特のコーティング加工が施されている点も見逃せません。

この仕上げは滑りにくさや持ちやすさの向上につながる一方、表面には細かな凹凸が存在しているとみられます。そのため、測定時に凹凸の「凸」部分まで含めて計測された結果、数値がやや大きくなった可能性もありそうです。
実際には0.29mmという非常に小さな差であることから、こうした表面加工の影響も十分考えられます。
スマホ業界では珍しくない測定手法
実は、このような測定方法はスマートフォン業界では珍しいものではありません。
多くのメーカーはカメラバンプ部分を厚みに含めておらず、実際にはかなり厚みがある端末でも、スペック表では比較的スリムに見えるケースがあります。
さらに折りたたみスマートフォンでは、測定基準によって数値が大きく変わることもあります。
たとえばHonor Magic V5やSamsung Galaxy Z Fold7などでは、どの部分を基準に測定するかによって「より薄い端末」が変わることもあると指摘されています。
数値だけでは分からない実際の使い心地
今回のXperia 1 VIIIの件は、スマートフォンのスペック表記が必ずしも実際の印象と一致しないことを改めて示した形です。
もっとも、0.29mmの差は実使用で大きな問題になるレベルではないと考えられます。むしろ重要なのは、持ちやすさや重量バランス、カメラ突出の少なさなど、総合的な使い勝手と言えるかもしれません
